私達はりゅうのすけをサークルに入れ、「屋根」をかけて出かけた。

後ろ髪をひかれつつ、家を後にする。
わかっていたことだけれど、ツライ……帰宅できるのは夜7時過ぎ。
仕事中も気になるが、どうすることも出来ない。
急いで帰宅。
玄関の戸を開け、リビングの戸を開けた、その瞬間……何ともいえないかぐわしい匂いが……
サークルのある方を見ると、何やら周りに黒い小さいものが点々……
屋根をはずした私が目にしたものは……
まみれの身体でサークルから出ようとするりゅうのすけの姿
ああっ……

そして、その身体で何とかサークルから出ようとしたらしく、サークルまで
まみれ。さらに、サークルの外まで飛び散って……
我が家はその匂いでいっぱい……
その間も、私にとびつこうと必死なりゅうのすけ。……かわいい、かわいいけど……
この時期にシャンプーしていいものか、一瞬頭をよぎったものの、
まさか、このままにはしておけず、りゅうのすけを抱いて風呂場へ直行。
何とか手早くこびりついたモノを落とし、風邪をひかないように、手早くかわかす。
仕事の疲れもぶっとんだ、留守番初日の夜の出来事。

さっぱりして気持ちよく寝るりゅうのすけ