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この世は《美人投票》の世界だ。
残酷ではあるが、それは紛れも無い事実だ。
わかりやすい例で例えれば、
・ミスコン
・採用試験
・（株式やFXの）投資の値動き
・（人や場所・物の）人気度
・（人や場所・物の）好感度
・SNSやブログの、いいね！
つまり、《人が集まる価値がある、
人や場所・物》であるかどうかの
判断基準だ。
人の深層心理には、
自分らしく《愛されたい》、《好きな事をしていたい》
という欲望があるから、
この世界のシステムと自身のギャップに
苦悩してしまう。
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【美人】という言葉は、何も容姿だけを
指すものではない。
いかに、美しい言動で、他者を感動
させられるかどうか。
これが、本当に難しい。
人の感性は、千差万別。
良きにつけ悪しきにつけ、
それを一括りになど、
到底出来ない。
だから、面白い。
違うから、人は面白い。
それを、【個性】と呼ぶのだろう。
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そして、《美人投票》で獲得した
ある部分での評価は、
時に人を自信に満たす。
誰にでも、必ず《美人》な部分は
ある。
しかし、それを掘り起こす事に
恐怖を抱く人もいる。
他者を変える事は、難しい。
けれど、自身を変える事は、
本当は容易い。
変える事に、勇気があるかどうか。
心の強さと、変わりたいと想う
強い動機や勇気が、
自身を動かしていく。
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わたしは、この闘病生活を続ける中で
いい意味でも、悪い意味でも変わった。
人間関係、お金の事、仕事の事…。
すべては、治療するための身体を
最優先にして物事を考え、判断してきた。
理解してくれる、友もいた。
理解なく、去っていった友もいた。
お互いの決断に、どちらかが悪いなんて
言い切れない。
けれどそれをしった時、
寂しかったのは鮮明に覚えている。
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何かに絶望し、死を覚悟した人は、
自分なりのどん底を見る訳だから、
そこから這い上がる者、
そこから逃げ出す者、
掴んでいたものを離してしまう者、
さまざまな選択肢の中で、
自身を保とうとする。
どれも、間違いではない。
それは、あなた自身が決めた事
なのだから。
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ただ思い通りにならない状況で、
法を侵し、罪を犯すのは、
絶対にやってはいけない事だ。
誰もが、誰かに、不可抗力で
迷惑を掛けてしまう事はある。
あらゆる病気や事故なんて、
不可抗力の何物でもない。
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基本的な、当たり前な事をしっかりと
理解され、毎日を気持ち良く過ごされて
いる方は、どのくらいいるのか。
わたしたちは、自身の幸せのためだけに
生きている訳じゃない。
誰かの幸せを祈り、行動し、満足し、
自身の存在意義を確認する事だってある。
The value of a man should be seen in what he gives and not in what he is able to receive.
- Albert Einstein （アインシュタイン） -
人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる。
世の中は、持ちつ持たれつだ。
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最後に、当たり前な事だけれど、
死んでしまったら意思の疎通が出来ない。
大切な人や気になる人には、会っておきたい。
お互いの、人生という限られた時間の中で、
美味しいものを食べながら、
笑顔で話しが出来る幸せを
噛みしめられるように、
今日も朗らかに生活しよう、と想う。