②の続きです。
やっと実家を離れ彼女との同棲を始め、幸せを感じていたのも束の間。
次の試練が訪れました。
彼女は一人っ子でそこそこ裕福な家庭で育ちました。
彼女のご両親は、同棲する前のお付き合いの報告をしたときから、優しく接してくれていました。
しかし、だんだんと僕の家族の内情が伝わると、僕らに対しかなりの悪口を言うようになってしまいました。
直接僕に言うことはあまりありませんでしたが、彼女には、「そんな貧乏な家庭の子とは付き合うな」「鬱病の母がいるなら、子供もその素質がある」「さっさと別れてほかにもっといい男がいる」などと言っていたみたいです。
しかし、彼女は僕ら家族のことを守ってくれました。
そんなこともありましたが、順調に2人で生活をしていて、結婚のことを考えるようになりました。
僕は当時、大学を一年で中退し、父親が飲食店のあとに始めた会社で働いていました。しかし、自営業だし、借金もあったので、彼女の親には反対をされました。
何度も説得を試みましたが結局許してもらえず、安定した会社に就職することになりました。
すると、
転職をしたため、給料が減りアパートに住めなくなってしまいました。
彼女とお互い実家に戻ろうか。でも、僕はもう実家に戻りたくない。
では、もっと安くてボロいアパートに引っ越すかと悩んでいたところ、彼女のご両親が「うちの実家に2人とも来れば?」とのお言葉を頂きました。
その言葉に甘えて、彼女の実家に居候させてもらうことになりました。
毎日ご飯を作ってもらい、綺麗なお部屋に住まわせてもらえて本当に有り難かったのですが、やはり、ご両親の、僕や僕に対する悪口はやはりありました。
その度に彼女はご両親に対して反論して僕を守ってくれました。
ご両親が僕らに対して文句があるのは当然のことです。しかし、どんなに僕が家族を嫌ってても、やはり家族は家族。
文句を言われると正直辛いという気持ちはありました。
そんな葛藤がありながら1年間お世話になりました。
そして再び新しくアパートを借りて結婚を前提に同棲を始めました。
そして同棲を始めて3ヶ月ほど経った頃、うちの親に結婚を考えていると伝えに行きました。
すると、母親は大反対。鬱病のせいもあり絶対に許さないと言っていました。
しかし、父親はある程度理解を示してくれて母をなんとか説得してくれました。
そして彼女のご両親にも彼女と2人でお話をしたところ、嫁には絶対にあげられない。婿ならいいと言われてしまいました。
それをうちの家族に伝えると、絶対婿には行かせない。嫁に来させろと父親も母親も譲りませんでした。
彼女のご両親としては、貧乏な家には娘にあげられない。ぼくが実家に仕送りをしているのも許せない。
うちの親は、貧乏扱いされたことに怒り心頭でそんな家には絶対婿に行かせないという内容でした。
そんな状態が何ヶ月も続き、意を決して婿に行くと、親に伝えました。すると大反対しながらも結局父親が許してくれました。
やっと解決して2人で幸せになれると思い入籍をしました。
しかし、入籍をして②週間。彼女のご両親が、僕の親に挨拶をしたいと結納金を持って行ってくれました。ぼくも彼女も仕事でその場にはいませんでした。
その日、仕事中に彼女のご両親から一本の電話が…
「先程、結納金を持って挨拶に伺って、仕送りをさせるのをやめてほしいと伝えたら、激怒されて結納金もいらない、仕送りもいらない、今後一切うちと関わらないでくれと言われた」とのことでした。
するとその後父から電話があり、「お前の奥さんとも、奥さんの親とも、お前とも縁を切る」と言われました。
これまで、お互いの親の間に入り、何とか関係を良くしようと努力しましたが、一瞬で崩れ去りました。
しばらく放心状態でしたが、気持ちを切り替えて、奥さんには申し訳ないけども、うちの親とは一切関係を持たずに2人で生きていこうと伝えました。
奥さんは寂しそうにしてましたが受け入れてくれました。
しかし。また問題が起こってしまいました。