じゅりれなよ永遠に

じゅりれな小説書いてます。
じゅりれなクラスタの中年オヤジです。


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私は早く、このディスクを見たくて仕方なかったんだ。

そんな気持ちを察してくれた玲奈ちゃんのお父さんが、

 

「2階の玲奈の部屋を使って下さい。

機器はそのまま、おいてありますから。」

 

私は、軽く一礼した。そして、急いで玲奈ちゃんの部屋に行き、

ディスクをプレイヤーに入れた。

 

そこには、入院前の玲奈ちゃんの姿が映し出された。

私は静かにTVのほうに、耳を傾けた。

 

「珠理奈!元気ですか?このディスクを見ている頃、

私は恐らく、病気で死んでいると思います。

病状が悪化すると、痩せこけ、髪の毛が抜けるので

 まだ、通常の姿の私で貴方にお別れの挨拶をしたいと思って、

この記録を残しました」

 

私は、元気な姿の玲奈ちゃんを見れて嬉しさに心を躍らせている。

 

「珠理奈と初めて会ったのは、貴方が河原で

ランニングしていた時でしたね!」

 

なんと、あの時のことを覚えていてくれたの?

私は自然と涙が溢れてきた。

 

「まさか、私がここまで、珠理奈を愛することになるとは

この時は想像していませんでした。」

 

私は、TVに向かってウンウン頷いた。

 

「私はずーっと、孤独でした。そんな私に

光を当ててくれたのが、貴方でした。

 貴方と過したこの期間は私にとっては、

かけがえのない幸せな毎日でした。

 ん・・何話そうかな・・・・そうだ」

 

私は、聞き入った。

 

「私は珠理奈の拗ねた顔が好きです。

珠理奈の時折見せる大人びた顔も好きです。

 珠理奈の泣き顔も胸がキュンっとなるぐらい好きです。

珠理奈の怒った顔も好きです。

珠理奈の甘えた表情も大好きです・・・

けど、一番好きなのは珠理奈の笑顔です。

貴方の笑顔はみんなを元気にしてくれます。

私が死んでもその笑顔は絶やさないでください。

私の魂はあなた傍にいつもいます。

その笑顔で私の魂を元気にして下さいね。」

 

私の顔は涙でぐしゃぐしゃだった。

 

「最後に、こんな私を愛してくれて、

本当にありがとう。私は幸せでした。

 私は、珠理奈のことを世界で一番愛しています。さようなら!」

 

私は大声で号泣した。ようやく、

玲奈ちゃんの死を受け入れることができたんだ。

 

 

それから、数日後私はバスケ部に復帰した。

 

「珠理奈、大丈夫なの?」

 

宮沢さんが心配そうに話しかけてくれた。

 

「はい、いつまでも落ち込んでいたら、

玲奈ちゃんに怒られますから」

 

私はそう告げて、日課であるランニングがてら、

玲奈ちゃんと初めて出会った河原に向かった。

 

あたりは穏やかで、玲奈ちゃんとの怒涛の出来事が嘘のようだった。

 

私が玲奈ちゃんとすれ違った場所を走り抜けた時だった、

優しい夏風が吹き私の髪の毛を揺らした。

 

私は髪の毛が揺れるたびに実感するんだ!


私は玲奈ちゃんを

世・界・で・一・番・愛・し・て・る

-FIN-

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