久しぶりにブログを書きます。





私がブログからしばらく離れていたのには、訳があります。



ゆめきは幼稚園に入るのと同時に、場面緘黙の症状がずっと続いていました。

家では活発でおしゃべりなのに、幼稚園に行くと全く言葉を発しなくなるのです。
しゃべらないだけではなく、踊ったり歌ったり走ったり絵を描いたり…
本来得意なことも、幼稚園の中では一切やろうとしない。



ある程度大きくなれば、そのうち良くなる。
そんな風に簡単に考えていました。



そんなゆめきが今年小学校に上がりました。
場面緘黙の症状は改善される事はなく、だんだんと学校に行くことも嫌がるようになりました。



朝になるとぐずったり泣いたり、学校には私か母が付いていかなければ行く事ができません。

今は、週に1回程度、遅れて学校に行って、早く帰ってくるという生活です。

ひどい時には、学校の時間にはアパートの外に出ることすら嫌がります。




何かの拍子に、突然かんしゃくをおこしたようになり、泣きわめいて暴れ、どうにも手が付けられない事も多々ありました。



学校の先生の勧めで、精神科を受診する事になりました。



実はりゅうとも、3年程前、精神科に通っていました。りゅうとは、広汎性発達障害です。



ゆめきの診断は…
分離不安障害に伴う退行



つまり簡単に言えば、ママと離れるのが不安で、ひどい赤ちゃん返りの状態になっているという事です。



小さな頃からとてもしっかり者で、いつもママがピンチの時には助けてくれたゆめちゃん。

発達障害のりゅうとが泣き叫んでどうしようもなくて、私ももうダメになりそうな時…
まだ2歳のゆめきが、
「お兄ちゃん、そんなに泣いてちゃダメだよ。
ママ、大丈夫だよ。ゆめきがいるからね。」
って言ってくれたっけね。



いつもいつも、私が崩れそうになると、必ずゆめきが助けてくれる。

ゆめきの言葉に、どれほど救われてきた事か…。





きっとゆめきも、本当は甘えたいのに手がかかるお兄ちゃんと小さな妹がいて、いっぱいいっぱい我慢して頑張りすぎちゃったんだね。

ゴメンね。





ママが、ちゃんと守ってあげるから。
ゆめの事、しっかり見てるから。



私も不器用だから、色んな事に同時にあちこち気を向ける事ができない。

こども第一でやってきたつもりだけど、今まで以上にこどもと一緒にいる時間を大事にしたいから。

ブログの更新率も下がるとは思いますが、これからもよろしくお願いします。





いい主治医の先生と臨床心理士の先生に恵まれ、今は精神安定剤を服用しながら、一時期よりは落ち着いた状態になっています。

これからまだまだ長い闘いになると思いますが、ゆめきは、絶対に大丈夫。
私の中には確信があります。





もし私と同じような境遇で悩んでいる人がいたら、少しでも気持ちを分かち合えたらと思い、ここに書きました。





今夜は、珍しく子どもたちが三人ともばあばの家にお泊まりです。

みんないないとなると、やっぱりさみしいんだよね。



さぁ、明日はこどもたちと一緒に何をしようかな!?






以下、その後の記事になります

分離不安障害と場面緘黙その後