小さい時って
大人になったら
見えなくなってしまうものが
見えてたりするようです

純粋だからキラキラ


娘が小さかった時

ある日

ママー
とパタパタ近寄ってきた

「壁からトホホが出てきて
〇〇ちゃん(自分のこと)の
ここ(袖)をこーにこーにするんだよ」

"こーにこーに"
とは
引っ張られる
というしぐさでした


へぇ
それはすごいニコニコ
それはどういう感じ?
今も見える?

「あそこにいるよ」
「んとね」

絵に描いてくれた

トホホさんは

ひゃー
なんちゅうかわいいものなんだ

妖精か?

困り顔してる
丸いものが
娘の袖を引っ張って
なにかを訴えてくるらしい

それがこれ




今は20歳を超えた娘に
トホホ、覚えてる?
って聞くと

なにそれ。
知らないよ。
こわいからやめてー

とか言われちゃう

娘さんよ
お母さんはトホホに会いたくて仕方ないよ
妖精さん、私のすそも引っ張っていいよ

もしかしたら…
今日こそいるかも!
ちっさいおじさん!

と思い
年中 座布団をいきなり
ハッ❗️
とめくってんだよ、お母さんは

「ママが小さいおじさんみたいだよ」

さりげなく
娘にイジワルを言われた

そうか
私は日々、座布団をめくって
自分探しをしていたんだね

深いね看板持ち