(文化財データベースより)
鹿児島県の中央部、鹿児島湾に流れこむ天降川(あもりがわ)を望む丘陵上に立地する。社伝によると和銅元年(708)の創始で、延喜式には鹿児島神社として記載される。平安時代に八幡神が勧請され、八幡正宮等と称した。現在の社殿は島津重年(しげとし)の寄進により、宝暦6年(1756)に造替されたものである。勅使殿から南北軸に沿って北に拝殿、本殿がならぶ。各建物とも豊かな装飾をもち、とくに本殿は規模が極めて大きく、全体を彫刻や絵画で装飾し、極彩色、漆塗などで仕上げるなど、神社本殿として優れた価値をもつ。向拝の龍の彫刻が巻き付く龍柱など、地方色が認められる点も注目される。
(2023年10月10日訪問)
この神社は大隅国一の宮です。本殿、拝殿、勅使殿などが重要文化財に指定されています。こちらの神社が鹿児島の語源になったそうです。車で石の鳥居を潜ったところに駐車場があり、ちょっと階段を登ると社殿があります。こちらの社殿の周りには壁がありますが、壁の内部に入ってお詣りできるので、本殿、拝殿、勅使殿を身近に見ることが出来ます。本殿はかなり大きく、鹿児島県でも最大級の本殿だとか。外壁が軒下までせり出しているのは珍しい造りです。
