(文化財データベースより)

一乗寺は西国三十三所の第二十六番札所として信仰を集めた天台宗の古刹で、平安時代後期の三重塔は国宝に指定されている。
本堂は懸造の九間堂で規模が大きく、平面以下総体的には中世以来の伝統的手法を踏襲しつつも、外陣内部の柱を減少させるなど礼拝空間の拡大を求めた近世的手法がみられる。宮殿の意匠も優れており、兵庫県下の近世社寺建築の中で代表的なものの一つである。

(2023年11月15日訪問)

レンタカーを借りて竹田城址を訪問した後で、こちらにも立ち寄りました。紅葉の名所としても有名です。国宝三重塔の上に建つ本堂広縁から見ると三重塔の全貌が見れます。建造はなんと平安時代です。平安時代建造ですが、下から見ると垂木や、三手先の組物がしっかりと残っていて感動しました。