ただ徹底的にコストの削減を図っており、ネックにも指板にも
ポジションマークもない!で、これはルアー用のきらきらシールを
穴あけパンチで切り取った丸い部分を貼り付け、
ネックにはシャープペンシルを刺し、そこに白い修正液を垂らしてマークを付けた。
次に…
オイルフィニッシュで何だか仕上げが物足りない。
で、自分でペグから何から外して、ラッカーで塗装していしまった。
これが不幸の始まり
オイルフィニッシュにラッカースプレー(透明)をかけた所為だと思うが、
塗装面が乾かない…
綺麗に乾いたと思って付属のケースに入れると…
表面がビニール面にベタッとくっ付くのだ。
色は良い色になったけど、何年経ってもケースに仕舞えない。
考えた末、本棚に針金ハンガーで作ったウクレレハンガーを利用して
引っ掛けていた。密閉しなければ乾いていて、全く問題ない。
そして、3月11日、大震災!
私の部屋はぐちゃぐちゃ
釣り具、楽器、洋服、その他諸々が・・・
これは当日娘から送られてきた写メ
そして翌朝、職場に泊まって自宅に帰ると
このウクレレの上に 釣り具(ルアーやおもりの入ったケース)が落下
ボディが無残に損壊
再起不能…かと思われたが、マァ駄目元
で、木工用ボンド、輪ゴムで修理
割れた木がゆがんで、なかなか元の形に戻らず
中途半端に修理
音は出るので、あまり気にしていなかったが
修理個所がささくれ立って手にとげが刺さったり、洋服に引っかかったり
そこで、意を決して
やかんから噴き出る蒸気を利用して木工用ボンドをふやかして
修理個所を全部剥離し、丁寧に付け直し
テレビを見ながら…素手で固まるまで固定、
修理ついでに紙やすりで長年のストレスだったラッカーも綺麗に剥がし
ついに完成!
裏の割れ、ずれも矯正
触ってもささくれはない。
ここだけは木がかけて、少し穴が空いたが、
ボンドを流し込み、見た目は残念な感じだが、
7年半たった現在も元気に健気に