5時前に看護師さんがバタバタと来て
親父を手術着に着替えさせてくれて、手術室に向かった
そのあと、部屋のベッドを運び出した
なんと病室のベッドを手術室?に持ち込み、
術後、ベッドごと部屋に戻るとのこと
9時頃、病室にベッドごと戻ってきた
管を沢山つけて、酸素吸入しながら
眠っているのかと思ったら起きていて、会話もできた
担当医のY先生からまずは
「すみません、手術の準備が出来たところ、脳内出血の急患が運び込まれ、
生死を分ける緊急オペが入ってしまい、何の説明もできないまま、長い時間待たせてしまい
申し訳ありません」
なんだ、そうか、そうだったのか・・・大人げなくイライラしてしまった自分が小さく見える
確かに昼頃、屋上ヘリポートにドクターヘリが急患を運んできていたっけ。バタバタと轟音を響かせ
数分後白と青のすっきりした色のヘリコプターが飛び去っていた。
親父の手術は予定通り2時間で非常に順調とのこと
手術前後のレントゲン写真を見せて頂いたけど
確かに大きくずれていた首の骨が白い影(人工骨)に矯正されて
ほぼまっすぐになっている。
医師の問いかけに反応し手術前には 手のグー、パーがうまく出来なかったのに
麻酔で朦朧としてるであろうこの状態で
常人と同じように素早くグー、パーできている
手も足も動く
凄い・・・数時間前の弱った老人がまた生気を取り戻し
何だかエネルギッシュに見える
帰り際、明日はのんびりしたいからお前ら(自分と妹)は来ないでいい。
早く帰れ と 横柄ないつものオヤジに戻っていた
82歳・・・また運よく助かった
Y 先生、ありがとうございました