「ねぇ、弓を貸してくれる?」

「いいよ。」

エディスは先程まで寝転んでいた場所へ戻り、
そこに置いてあった弓を拾い上げた。

「どうするの。」

エディスが弓を渡しながら問うと、
ディアナは弓を構えて見せながら答えた。

「あなたと私、どちらが上手か勝負するの。」

そんなの僕に決まってる。

エディスはそう思ったが、口には出さなかった。

ディアナは丘を下って行き、森の入り口にまで来ると、
一番近い木の枝に小石を一つ載せた。

「これに当てて落とした方の勝ち。」

「いいよ。」

ディアナは駆けて戻ってくると、
エディスの隣に立ち弓を引いた。