こんにちは。

 

 

先日一時退院して歯の治療をしました。

 

 

摂食障害になって26年目、嘔吐歴25年の私です。

 

 

 

長年過食嘔吐をしてきて一番後悔していることは

 

胃液による歯のダメージです。

 

胃酸で歯が解けてしまう酸蝕歯(さんしょくし)です。

 

 

胃液によって歯のエナメル質が溶けてしまい

 

歯の長さが短くなったり、

 

エナメル質の内側の柔らかい象牙質が出てきてしまい

 

ちょっとしたことで歯が欠けてしまったり

 

虫歯になりやすくなったり

 

詰め物がすぐに取れてしまうので

 

しょっちゅう歯医者さんに通っていました。

 

治療して治っても、

 

またすぐに悪いところができて

 

いつまでも治療が終わりませんでした。

 

 

 

また、胃酸によって歯が黄色くなり見た目が悪くなってしまったので

 

人前で歯を見せることが恥ずかしくて

 

笑うこともためらっていました。

 

 

 

「溶けてしまった歯を元通りにすることはできないだろうから

 

私は一生この汚い歯で生きていくしかないんだ」

 

と諦めていました。

 

 

 

ところが、

 

この摂食障害の酸蝕歯を治してくれる歯医者さんがいることを知りました。

 

連絡を取ると、ちょうどいいタイミングで空きが出たとのことで

 

すぐに治療してもらえることになり、治療してもらいました。

 

 

 

(治療前後の写真です)

上が治療前、下が治療後 です。

 

 

(注:左上のふくらみは以前別の歯医者さんで八重歯を削ったものです)

す、すご~い!

こんなにきれいになった!
私の歯じゃないみたい!


こんなにきれいな歯にしてもらって

 

先生と歯科衛生士さんには感謝しかありません。

 

 





この先生は毎日何人もの摂食障害の人の治療をしているプロで

 

摂食障害の人を理解してくれる心の温かい優しい先生です。

 

歯科衛生士さんたちも心が温かい人たちでした。

 

 

 

 

 

その先生から

 

①摂食障害でも歯が溶けないようにする
(次のブログで溶けないようにする方法を紹介します)

 

②摂食障害でも歯を治す場合には歯科医師は歯を削らない

(この先生は極力歯を削らずに治療してくれます)

③歯が治っても嘔吐による胃酸は修復物に良くないから

予防に努めて定期的なメンテナンスを欠かさない

 

④歯がきれいになったということで笑顔に努めて、

自分に自信をもって、前向きに考えて病気の改善に努める

 

ようにとメッセージをいただきました。

 

 

 

 

 

歯がこんなにきれいになって夢のようです。

 

人前でも平気で笑えるようになりましたニコニコ

 

修復してもらっても嘔吐を続けていたらまた溶けてしまうので

 

これからは嘔吐を減らし、手入れをしてこの歯を大事にしていきます。

 

 

 

先生、本当にありがとうございました。