結婚式まではスムーズに進んでいきました。
義父母も
「主役はみつこなんだから好きな様にすれば良い」と言ってほとんど口を出すことはありませんでした。

この時、私はどうしても嫁いびりの激しい自分の祖母と比べてしまい

私はやさしくて良い義父母の所にお嫁に行けてよかったと勘違いをしてしまっていたのです。


みんなにお祝いをしてもらい、とても幸せな結婚式でした。最後に1人ずつお見送りをしている時に祖父がやってきました。

「7代目、おめでとう!
いいか!!いつまでも他所で住んどっちゃいかんぞ!
一年で帰ってこいよ!!」と言ってきたのです。


衝撃でした。
隣にいた私の両親も目が点になっていました。
もちろん旦那も何と答えて良いのかわからずその場は過ぎた様な気がします。

祖父の最後の言葉は気になったものの、2人で実家から離れた場所で新婚生活をスタートさせました。
マンションの契約書を持って義父母の所へ行くといつもはフレンドリーは義父がなんだかムスっとした表情で座っていました。

重たい空気の中、旦那が
「どう?この物件?家賃もそこまで高くないしオススメだと思うんだけど」と話を切り出すと

「家賃ね!家に入ればタダ!!」
「築3年??うちはまだ新築だと!」

と言い出しました。

私は心の中で
「やだやだやだやだやだやだやだ!」
「やめてやめてやめてーーーーー!」と叫んでいました。

そして、次の提案は
「うちの敷地にまだ空いている土地があるんだから一緒に住むのがあれなら、小さい家を建ててもいいんだぞ」という物でした。

後から思えば、最初にこの提案に乗り敷地内同居にしておけば後々やってくる四世代完全同居を回避できたのかもしれません。


が旦那は
「今までずっと実家暮らしをしてきたのだから、少しは実家から離れたい。新婚の時に干渉されたくないわー!」と言い、義父もしぶしぶ了承しました。

結婚してから2年は2人でマンションに住み、
義父母とも距離があり楽しい毎日でした。

同居を初めてから何度もあのマンションに戻りたいって思いました。
両親の顔合わせをすませ
結婚式場と日取りが決まり
次は新居という段階になった時。

「とりあえず会社の近くにマンションを借りよう」と言った旦那。私もそのつもりで2人で物件探しを始めました。

旦那の中では連帯保証人を書いたからといって跡取りになったわけではないし、自分がもしそうなったとしても実家に帰るのは数十年後。ゆくゆく兄弟で相談すれば良いくらいに考えていたようです。

何軒か不動産屋を回り、気に入った物件を見つけここに住もうと思うという話をしに義父母の所へ行きました。