まずは近況報告から
最近の東京は湿度があまり高くなくて、夜風がとても気持ち良いです♪
そろそろ秋の気配ですかねぇ。
さてさて、今回はとりあえず近況報告をさせて頂きたいと思います。
更新が途絶えた5月下旬から8月上旬までの約3ヶ月間…
まさに研究真っ盛りでした;
以前も度々言いましたが、私は修士論文のために網走でコムギの調査とサンプリングをひたすらやっていました。
今年は網走に全部で4回行きまして、
5月下旬に網走5日間⇒帰京⇒6月中旬に網走7日間⇒帰京⇒7月中旬に網走8日間⇒帰京⇒7月下旬に網走17日間⇒今に至る
正直、かなり大変でした(笑)
大学院生にも当然講義があって、研究と見事に重なっていますからね…
何回かお休みせざるを得ない状況に。
その分レポートがあったり、課題がたまったり…泣きそうでした(´∀`A;
今年は9農家のコムギ畑で調査し、同じ品種を育てているのにコムギの生育が結構異なっていて、非常に興味深く調査を行うことが出来ました。
コムギの生育が異なる大きな要因の1つに「土壌タイプの違い」が挙げられるのですが、これが農家によって面白い位に違うんです。
いくつか写真をご紹介します。
これは収量が高い畑(コムギの収穫量が大きいの意味)の土壌断面。
土が比較的軟らかくて、水はけの良い土です。
続いて収量が中程度の畑の土壌断面。
2つの土の層がハッキリと判別できると思います。
ここでは上の真っ黒な土層には根が伸びるのですが、その下の土層から根の密度が急に小さくなります。
最後に収量が低い畑の土壌断面。
ここの土はコンクリートの様に硬くて、根があまり張っていませんでした。
今回、網走滞在中に9農家全てのコムギ畑で穴掘りをしました(;´Д`)
縦1m×横1m×深さ1m(笑)
通常はスコップで何とか掘り進めるのですが、3つ目の写真の畑では深さ30cmの時点でカチコチ。
ハンマーとノミを使って地道に掘り進めたのでした。。。
同じ網走市にある農家の畑なのに、ここまで土が違うというのは面白いですよね~。
土が違うから根の発達にも違いが出てきて、コムギの生育にも大きな違いが出てくるのです。
…さてさて、長くなってしまうので研究についてはとりあえずこの辺で。
今は網走で採ってきたコムギのサンプルを分析している状況です。
おかしな事にまだ忙しい…このまま10月になるような気がして恐ろしいです(((;´Д`)ノ
そろそろ就職活動も始まりますよ~。
早めに準備をしておかないと、これまた恐ろしいことになる…
とりあえずは自分の進路を明確にしつつ、目標に向かって頑張っていこうと思います!!