卒論φ(゚-゚;) | 『最近blogを見るのが楽しかったから自分でもblog作ってみました』的blog(笑)

卒論φ(゚-゚;)

今日は俺の卒論実験のテーマについて、簡単に説明したいと思います。



とりあえず実験のテーマは…止めておこう、専門的過ぎると面白くない。

だから解りやすく、面白く書いてみるか。。。(^_^;)



ちなみにテーマはコムギ☆

北海道網走市の農家の圃場で行うという、大変オイシイ研究でございます(飛行機代、宿代、生活費は研究費から出ます~(-_★))♪


おっと本音がポロリ…(笑)

日本の食料自給率が約40%という低さなのは有名な話でして、コムギの食料自給率は…



現在14%(平成15年度)

( ̄□ ̄;)低ッ!!



でもまぁ、最近数年間は増加していまして、すでに平成22年度の目標は達成しているのです。



しかしっ!!



品質の面で需要に見合った生産が十分でなく、生産と需要のミスマッチが問題となっているのです。

いくら沢山作っても、どうせ国産のコムギなんて不味いし~、ってな感じで(泣)

つまり、安定した品質のコムギを生産しなくては、全体としての収量の底上げにはならないのデス★


さらには…



地域間差が大きい




要は、収穫量が凄く大きい農家もあれば、凄く小さい農家もあるのです。

これって深刻な問題だと思いません?

全ての農家が高い収穫量をあげれば、自給率だってグーーーーンと上がるに違いない!!

実際、その農家が高い収穫量をあげると評価されること=高い品質のコムギを出荷できてるって事ですからね。



北海道網走市は、食糧基地と呼ばれる位の一大畑作地帯なのは周知の事実ですが、コムギの収量にはやはり大きな地域間差があるんです。



この地域間差が生じる要因を農学的に(植物生理生態的に)解明するのが私の研究ですな(-_☆)

とりあえずこれ以上深くは止めておきますm(_ _)m


そう言えば…




『農学栄えて農業滅ぶ』




って時々耳にします。

要は現場を理解しないで、学問として追求・研究する人が多い。

逆に言えば、そのせいで農家は農学を必要としていない。



最近はやはりバイオが注目されてるじゃないですか?遺伝子工学を中心とした技術ね。実際俺も面白いと思います。

でも農家の正直な話、そんなものには興味無いと思うんです。いや、ちょっと言い過ぎた(笑)

と言うか、そんなことよりも現場の問題をどうにかしてくれ(T_T)と思って、農学者と必要以上のコミュニケーションは取らない気がします。

(勿論、バイオは長期的な視点では食糧問題を解決してきたし、これからも期待していますヨ♪(o^-')b)



そんな感じで、俺のやってるような研究って、やって当たり前のようで実はあまりやってない&農家との兼ね合いで色々難しいんです。。


だから凄く遣り甲斐を感じています!

ただ一年目は苦労しました…一応アウェーな訳で…研究初めてな訳でε=(+д+;)



とりあえず網走では測定して、コムギを採取して…


現在データまとめ&分析中★