いつかは終わるものだと信じて
待った。
待って。
待って。
待った。
のだけれども、全然来ないからどうしたのかと心配になる。
10月24日、FP2級試験の合格発表があって、それと同時に結果通知書が送付されてくるはずだからずっと待ってたのに全然来ない。
毎回自信があったのに不合格が続き、5月試験なんか釣りだったら全長3mのマグロを釣り上げて松方弘樹もびっくりの手応えだったにも関わらず不合格だった。
その時なんて早く結果が知りたかったから解答が公開される当日17時から早速答え合わせをして、だけども不合格だったことが分かり、試験が終了した解放感から一気に叩き落されてしまった。
まさに天国から地獄である。
更に言えば5月試験の日は会社の駅伝とバッティングしちゃって、申込みから払込、全員への連絡までした取りまとめ役だったのに欠席、そして、不合格だったからね。
なので9月試験は早々に結果が出てしまうことを恐れて放置。
10月24日の合格発表でさえ、自分の受検番号をネットで入力すればすぐに結果がわかるにも関わらず放置。
能動的に答え合わせをした結果不合格だった事実を突きつけられる恐怖を5月に味わったから、受動的に結果通知書をただただ送られて来るのを待つことにする。
だから翌日も放置。
翌々日も放置。
4日経って、そろそろ結果通知書が郵送されて来ても良い頃合いなのに来やしない。
とてもとても待ち遠しいのに、合格発表で確認すれば1秒で分かるのに郵便を待つ。
これはもはや意地か。
そこで思いつく。
不合格者には結果通知書だけでいいけれど、合格者には合格証書も一緒に送るから発送に手間取っているのかと。
そんな想像をしながら不合格だったらとても恥ずかしいなと思いネットで検索してみるも、合格者ばかり。
そりゃ不合格って話は誰も好んでしないわな。
あ、俺はブログで書いてたわ。
不幸もネタにしていたわ。
で、29日土曜日やっと届く。
封筒を見るだけですぐにわかる。
小さい封筒は結果通知書だけなので不合格。
大きい封筒は合格証書も入っているので合格。
大きい封筒だった。
発送に手間取っている説は正しかったのだ。
淡々と書いてるけど、土曜日に一通り喜んで小躍りして幸福感を味わったので一晩経てばこんなもんよ。
一応喜んでおこうか。
いえー!やったー!ヌーブラヤッホー!!
合格まで長かったー。
9月11日の試験の時はブログにその模様を書いてしまうと運が逃げる気がしてそっとしておいたのだけれど。
試験が始まる前のロビーで向かいに座ってた人の参考書に数ページ置きに貼られた付箋と、1ページ1ページしっかりと読み込んでる証拠に風呂に持っていったかの様に紙の先が膨らんでいるのとを見て、そして見比べた自分の参考書のあまりの綺麗さに愕然としたこととか。
きっと満点合格してるんだろうな。
ニューバランスのスニーカーにチノパン、ポロシャツをインしてリュックを背負ってた純朴そうなおっさんとか。
試験中にどうしても我慢できなくなってトイレ行きを申し出たその純朴そうなおっさんとか。
試験前に行っとけ水分控えとけ。
横を通っただけでクラクラするような香水の香りと、これから渋谷へ繰り出すのかというような気合の入ったファッションの女性とか。
これから試験受けるのに気合を入れるところを間違えてないか。
すべてがとうまそうのように浮かびます。
あれ?とうまそうだっけそうまとうだっけ?
とうまそうまとうまそうまとう。
とうまそうまとう?
ほぅら、言葉が崩壊していく音が聞こえますか。
2級合格したけれど1級は受けないよ。
問題が難しくなるのもさることながら、実技試験は1対1の殴り合い。
ジムに通わなくちゃ。
間違えた。
面接で1対1で口頭で答えなくちゃならん。
ってことはすべて頭に入ってなけりゃならん。
仕事しながらじゃ無理無理無理。
しかも合格したところで仕事に役立つわけでもなし。
これで当分は読書に没頭できるぞ。