私が赤ちゃんをあげるって約束したお友達は、

やはり、結婚から14年もたってますが、まだ子供はいません。


私は、てっきり諦めて二人だけの生活を楽しんでいるのかと

思ってました。。。


というのも、彼女夫婦は毎年必ず海外旅行に行き、

それもツアーではなく、自分たちで計画し、

南の島でダイビングをしたり

アフリカでそこにしか咲かない花を見にいったり、と

毎年楽しそうな写真付きの葉書がくるのです。


だけど、先日おもいきって


「子供のこと・・・もう諦めているの?」

って聞いてみました。


彼女はほんの少し間をおいて、


「諦めてないよ・・・」


っていいました。


「みんな諦めたって思ってるけど,本当はまだ諦めていない。

でもどうすることもできないの・・・・」


話を聞いていくと


彼女はやっぱり子供が欲しくて病院に通っていること。


原因は高プロだけれどもそれは薬で解決できていること。


これだけ長い期間子供ができないのは旦那さまにも原因が

あるのではないかと医者にいわれ一度連れてきなさいと

いわれていること。


旦那さまは絶対病院には行きたくないといっていること。


でもやっぱり自分が原因だと思っていること


本来ならば、自然淘汰されて生まれてこないはずの子供を

薬や高度医療の力を借りて生まれさせるのはどうかと思っていること


「だから、ただひたすらタイミングをとるだけなんだ・・・」


「でも心に決めていることがある。

 本当に死ぬ直前に○○くん(旦那)に

 『あなたは本当は子供が欲しかった?』って聞きたい!

きっと気を使って本当のことは言わないと思うけど・・・」


彼女の旦那さまは結婚してから一度も子供のことを

(子供が産まれたら~しようなど)

言ったことがないそうです。


彼女は自分のことを思ってそうしてくれているのだと

言ってました。


そのあとすぐ、我が家の旦那さまが迎えに来てくれて、

帰りの車の中、その話をしたところ、


「でも、どうしても子供欲しかったら病院行くんじゃないの

でも男って怖がりだからな~」っていってました。


そうそう我が家も病院へ行くって決めてから半年かかりましたし・・・


いつか彼女の良い話が聞ければいいと思ってます。