深い海のようなブルーと横から入るエメラルドの光
遠目に見たら黄色や赤までもキラキラと光っているように見える
正面からも横からも下からも全く違うものに見える
一枚一枚の蝶の羽を丁寧に並べて大きなひとつの蝶にさえ見えてきた
こんな風にしてしまって少し残酷なのかもしれない
だけどこの蝶があまりに美しかったから誰かが絵として永遠に残そうとしたのかな
美しいものとはなんだろう
わたしはこの蝶のようには出来ないけど美しいと言うものや言われるものをこの目で見たい
「綺麗…」
と思わず溜め息が出てしまうような、もうかなわないような強さまで感じるもの
どこかに絶対にあるはず
美しいものは見えるようで見えてない