ちょうど1年前のこと
やっと会社から 帰宅の許可を得て
皆が家路を急ぐ渋滞の中
3/11 17:12
この頃のショカには ひとりで
お留守番をさせていてね
軒並み崩れている家々を目にするにつれ
とにかく不安で 焦る気持ちの中
車を走らせていたことを思い出します
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やっとの思いで 着いたころには
もう辺りは すっかり真っ暗でした
急いで 玄関のドアを開けた途端に
何かがいっぱい飛び出してきてね
一瞬 なんだろうって思いましたよ
それでも 土足のまま部屋に入ったら
すぐに 暗闇の中でも あたり一面が
グシャグシャになってるのは分かりましたね
何とか サークルのところまで進んでいくと
不思議と そこだけ ポッカリと
何事も無かったようになっていて
余震が続く中 おしっこを漏らして
震えていたショカを抱えて 車に避難したのが
3/11 18:25
もう 怯えちゃってねぇ サークルからも
なかなか出てこようとしないんですよ
とにかく引きずり出して 車に乗せて
ケガがなさそうなことだけを確認して
彼女の帰りを駐車場で待ってました
もう一帯は 停電になっちゃって
この間も ずーっと揺れてましたね
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水や電気は来ていないけど
幸い ウチの実家の辺りは
比較的 被害が少なかったので
この日の夜は 彼女と オフクロと ショカ
みんな一緒に実家で過ごしました
かたまっていた方が 安心だしね
懐中電灯の灯りの下
ひっきりなしにやってくる余震と
ラジオから流れてくるニュースを聞くにつれ
津波や 原発とかの 深刻な状況が
だんだんと明らかになってきて
この日はさすがに眠れなかったです
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一夜明け
太陽が昇るだけで 人間は
多少は気持ちも落ち着くものですが
ショカは ずっと甘えっぱなし
3/12 9:35
ウチのあたりは 電気や
水道の復旧も 意外と早かったので
ここから先は 食料や
日用品の確保に苦労したくらい
なぜか パン屋さんは
どこも営業再開が早くてね
おかげで パンだけは
毎日 焼きたてが食べられました
ガソリンは大変でしたよね
何時間も待って 10Lとか20L
入れるのがやっとでしたもんね
今思うと 奇妙な時間を
過ごしていたように思えます
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そして1年後の
3/11 2:52
とある公園で どこからか 鳴り響く
鎮魂の鐘の音を聞きながら 黙祷を捧げ
いつものように 彼女とショカとお散歩を
ただただ こうして
今日も生かされていることに感謝します
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ウチなんか 未だ困難が続いている
東北の方々からすれば 大したことはないですよ
ホントにそう思いますね
そんな我々にとっても 1年前の今日は
とっても大きな出来事として心に残っています
きっと一生忘れないんだろうな
皆さんの記事も この1年を
振り返るものが多く見受けられます
かくいうオレも 同じで
この悲しい記憶のカケラを
ちょっとでも残しておきたくて
多くの亡くなった方々を悼みつつ
残された人間のひとりとして
ひたむきに 感謝を忘れず
たくましく生きていかなきゃね





