近畿厚生局麻薬取締部神戸分室は18日までに、
覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の疑いで、
いずれも
住所不定の無職、田中愛一郎容疑者(49)
板東千亜希容疑者(38)
2人は内縁の夫婦。
足が付かないように大量の他人名義の身分証を駆使して
覚醒剤を売りさばいていたことから
覚醒剤を売りさばいていたことから
「売人20面相」
と呼ばれ、同分室が行方を追っていた。
なぜ彼らが売人20面相と呼ばれていたか!
他人名義で東京や大阪の短期賃貸のマンションに入居
数十か所を転々として生活(これも一種の”住所不定”なんですね)
別人に成り済まし、各マンションから宅配便で郵送する手口で覚醒剤を販売
同分室は
「ここまで身分証を大量に持っている事案はあまり聞いたことがない」
「入手経路は不明だが、闇市場か覚醒剤の取引時に入手したなどが考えられる」
逮捕時に現金で1300万円を所持していたことから
「相当数の覚醒剤取引をしていたはず」
と話している。
同分室によると、関係先から運転免許証や保険証などを含む
他人の身分証を約80枚押収。
他人の身分証を約80枚押収。
銀行口座や携帯電話もそれぞれ20台以上持っていた。
怪人20面相いや売人20面相
ここまで徹底的にいろんな人間に成りすませていたのは、
逮捕を恐れるあまりなのか?
計画的な確信犯なのか?
今後彼らの人間像にも迫ってみたい。