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チョーク 宝塚を退団してから始めた活動があります。 それは福祉施設の慰問です。 退団してすぐの頃の私は これからの自分の方向性に迷っていました。 方向性というより 何をしたいのか  どこに行きたいのか 誰と会いたいのか すべてにおいて気持ちはNOでした。 でもこのままの自分では絶対に嫌! それだけはハッキリしていました。 もがきたいけどそれもできずに ただ時間の経過を待つ日々… そんな私を見かねた知人から 「今はとにかく色んな世界を まずは見てみなさい」とアドバイスをもらったのがきっかけで ようやく重い腰を上げることに… そんな時たまたま知り合いの方がやっていらっしゃる仕事場に足を運ぶ事になります。 そこは 障害を持った方々が働く工場でした。 そんなことは何も知らず 幼い時から使っていたチョークは そこで作られていました。 物を手にした時 手にするまでの過程にたくさんの人の手があって 消費者の元にくる。 そんな当たり前の奥を知ろうともしてきませんでした。 工場を見学させて頂いた後 お昼休みにおじゃまして皆さんとお話する時間を頂きました。 皆さん楽しそうに仕事の事を話してくださり  その時 色々気付かせて頂いた事がたくさんあったように思います。 宝塚の世界しか知らなかった私に 色んな世界を見なさいと教えてくれた人がいて チョークの会社にたまたま行く事になり そこで制作の過程を知り 社員の方々とお話ができ 大きな衝撃と これからの小さな一歩に繋がった時間だったと思います。 それから人生の方向性に迷いの時間はまだ続きましたが  この時の事は 忘れられない経験となりました。 それから何年か経って  これから目指していきたい形が見えてきました。 それは 誰かの役に立てるような活動をしていきたいというものでした。 私ができることで社会貢献に繋がればと考えています。 それは チョークの世界を見せて頂いたあの時が第一歩に繋がったのだと思います。 目指したい形の 1つの活動として 福祉施設の慰問を初めています。 #日本理化学工業 様 #チョーク #福祉施設 #色んな時間 #すべて大切な時間 #元宝塚歌劇団 #越乃リュウ

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