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遮那王のブログ

歴史好き旅好き人間の、歴史探訪日記

令和7年元旦、国王神社に参拝。


国王神社の鳥居。鳥居から拝殿まで、参道がまっすぐ続く。





鳥居の横には、神社の由緒書きがある。御祭神は平将門公。




将門公が朝廷軍に倒されるまでの略歴が書かれている。





拝殿。元旦ということで、参拝客は後を絶たない。





賽銭箱の前に絵馬、国王神社のパンフレット、御朱印が置かれている。




国王神社の近くには将門ゆかりの史蹟が多い。徒歩圏内である。

「島広山」は将門の石井の営所跡にあり、『将門記』には「将門が石井ノ営所」とある。



「島広山」の案内板の奥には民家の間に挟まれるように石碑がある。

かつて、将門時代には、この辺り周辺には軍事上の柵や土塁、堀などがめぐらされていたと思われる。今はその遺構も面影もない。












石井の営所は、叔父の平良兼や平貞盛、藤原秀郷連合軍と激戦地でもある。




島広山の近くに、畑の隅に『石井の井戸跡』がある。





ある日、将門が営所に相応わしい適地を探して当地に来た時、喉の渇きを覚えた。そこに一人の翁が現れ地面に岩を落とすと、そこから水が溢れ出てきた。







石井の井戸跡から見た筑波山。筑波山は、将門の叔父に当たる平良兼の羽鳥の営所があった場所。