しっかし最近、反応速度、イマジネーションも

鈍っている・・・。

鍛え直さなければ・・・。

 

よし。

NYのデカい穴を落下中の「Q」とやりあって鍛え直そう。

Q」、、、

こいつは、とあるアイテムから生まれたヒト?だが、

破壊行為についてエライ熱心なやつだ。

国家に対する反抗心も強い。

時間を高速に進めて生命を壊すデタラメな力を使う。

オリジナル拳闘術を使う「K」を苦手に思っていたようだが・・・。

まあ、あとは自分で戦ってみるしかない。

 

ガイアリンク最大・・・!

エナジードライブ発動・・・!(後述する)

オン・マカキャラヤソワカ・オン・・・!(後述する)

 

俺の体は青く光り、胸には独特の五芒星が黄色く輝いた。

 

 

よし。まずは・・・

次元跳躍でQのもとへ・・・。

 

JUMP!”

 

ヒュイー・・・

 

うおぅ、見事に、俺、落ちてるぅ!

Q100m下をまだ落ち続けてるなぁ。

まずは足場の確保からいくか。

 

五行陰陽、「土」+風属性付与・・・!

Qの下に空中浮遊する厚み1kmの岩盤ブロックを生成した。

 

先にQが着地する。

続いて俺。

細身モヒカンのQが口を開く。

Q「貴様・・・、何者だ、何をした。」

龍牙「俺はガーディアン オブ ガイアの龍牙。

ガイアのため、俺のため戦ってもらうぜ」

 Q「お前、イカレの類か?」

龍牙「よく言われるよw」

Q「しっかり後悔させてやる・・・!」

龍牙「楽しみだ。お前が地表に戻って暴れる可能性をゼロにしてやんぜ。」

 

Qが跳躍する・・・!

想像しているより、だいぶ速ぇ・・・。

こりゃ、まばたきの瞬間に即死の可能性ありだわ・・・。

との逡巡のうちにQの両手が時計のように変形していく。

こいつが触れる、あるいはその近辺では時間が高速に早回しになり、

物体は風化、壊れゆく。

 

お前の好きにゃさせねぇよ。

風と空間グリップ(サイコキネシス)を融合させたチカラ、

『風繰(かざくり)』を発動する。

 

左手、手のひらをQに向かってかざす。

風繰、<盾(シールド)>!

Qは空中で見えない壁に阻まれ困惑している。

相手の間合いが分からん以上、

うかつに近づけさせんのは危険だからな。

左手をグイと押し出し、Qとの間合いを広げる。

そして

続けざまに、風繰、<捕縛(ジェイル)>!

右手でQを握る仕草とシンクロして、

風とサイコキネシスでできた拳がQを握りしめるッ!

 「があっ!」

うめくQ


俺はそのまま右手を思い切りよく

下に振りかぶりる!

 

ドガァッ!!

 

地面に強かに打ち付けられるQ

まだまだ!

俺は右手を大きく振り上げると同時に、

左足で土の印を記し、ハンマーのように大地を隆起させる。

そして隆起してきたハンマーのような土の絶壁に向かって、

右手を振り下ろす!

 

ゴシャァッ!!

 

宙空に向かって右手を振り払い広げると、

Qは吹っ飛びながらも敵意の目を向けてくる!

 

これでトドメだ。

俺の目の前に現れた薄い風の壁を挟んで

Qをターゲットに入れ

俺は両手で拳を連打する。

 

風繰、拳(ナックル)!

連打(ラッシュ)!!

 

こういう時はアレで気合いを入れよう。

 

龍牙「オラオラオラオラオラオラオラオラオラァっ!!!」

 

ドドドドドドっ!

 

無数の拳が降り注ぎ、殴打する!

Qは勢いよく吹っ飛んだ後、

糸が切れたかのように今度は真っ逆さまに落ち、

地面に激突した。

 

Q「ギ、ギザマァ・・・!」

 

とりあえずもう十分に削り切ったかな。

〆だ。

 

龍牙「ガイアジェイル。

Qの魂と肉体を捕らえよ。」

 

はるか下から伸びてきた青く人の手をした、

無数の触手がQを絡めて

やがて消える。

 

あとはガイアが必要な時、

Qを害悪と判断した時に、

肉体と魂ガイアコアに取り込む。

ガイアにとってリサイクル可能なエネルギーとされるのだ。

 

龍牙「お疲れさん~。

血気盛んなのも大概にしとけよな。

あばよ。」

 

 足場にしていた空中浮遊の大地に施していたチカラを解放すると、

砂となって崩れていった。

Qは何が起きたかも分からない不思議な顔でまた永遠の穴を

落ちていく。

 

ガイアコアに取り込まれて、

循環する存在になれるなんて、

羨ましいこった・・・

俺だって・・・

 

『龍牙様』

ふとボンヤリ考えていた俺に

支援AIのジャットが声をかける。

 

ジャット『お疲れ様です。そろそろお帰りになる時間ではないですか?』

龍牙「・・・そうだな。帰るか。」

 

守護者の俺が感じているこの虚無感。

一体どうやったら埋まるんだろうな・・・・。

 

 

 

つづく