入院記録 (6日目~退院)
2月9日から18日まで、子宮頚管縫縮術のため10日間入院した記録です。
(ただの記録なんで、文面ぐちゃぐちゃ&長いです( -ε-;)a゙)
1人目の子・琉斗を死産で亡くした原因の1つ
子宮頚管無力症の予防的処置で、子宮口を縛る手術です。
手術は、シロッカー術とマクドナルド術があるのですが
あたしの場合、マクドナルド術できんちゃくのようにきゅっと縛る感じになります。
妊娠に関する記事なので、
(最後にエコーの写真もあります)
時期的・気持ち的に嫌悪を感じる方はスルーしてください。
お願いします。
入院1日目~5日目までの記録は → こちらっ
2月14日 入院6日目 バレンタイン
朝、起きるとすごい雪でした。
旦那さんが前日から泊まってくれて安心してたけど
車で出勤&ノーマルタイヤで行って大丈夫かな?って心配していました。
尿カテが取れて、ベッドを起こして血流良くするために洗面とトイレ行くのはOKに。
見る景色が違うくなって、しかも雪が降ってる事もあってテンション上がって気持ちが楽だった。
張り止めの点滴の副作用が出てきた。
ずっと手の震えはあったけど、慣れてきたからそれはましだったけど 今度は、頭痛。
結構な痛みで、アイスノンしてもらって痛みを和らげるけどあまり効果なく。。
張り止めは、今の状態では下げられずひたすら我慢。
外来で内診があった。
久しぶりに見る赤ちゃん。
もうそろそろ全身が写らなくなる大きさになってくんだとか。
大きくなってたように思う。
久しぶりに立ったので、ひどいめまいがした。
診察で、色んな質問をしたので赤ちゃんがどれくらいの大きさか聞くのを忘れてしまった・・。
くくった紐は、緩むことはまぁー滅多にないらしい。
それでも、見えない所だし自覚症状全然なしだから少し怖い。。
日常生活は無理をしない程度。
遠出は片道1時間くらい、不育症の病院へ行くのが限界だと。
あまりネットやブログで詳しく書かれてる方がいないので(見つけられてない?)
知らない事が多すぎて、なんとなくで過す状態だから不安が多い。
母はテンション下がってるけど、赤ちゃんは励ますかのように元気に育ってくんだねぇ。
内診の際の、消毒でどこか傷つけたのか出血。
原因が分かっていても、トイレが怖くなる。
点滴は 31ml/h から 26ml/h に。
少しは頭痛がましになるかな?
この調子で下げていって退院計画を立てるんだとか。
2月15日 入院7日目
相変わらず、寝れない。
眠りが浅いのもあるけど、4時間ほどぐっすり寝たみたい。
シャワーの許可が出たけど、少しお腹の違和感が気になったので中止に。
出血はこの日1日かけて、落ち着いた。
それでも、ティッシュは凝視。
怖くて仕方ない。
尿カテが取れたので、お義母さんが来てくれた。
心配して来てくれて、有難かったけど 正直、辛かった・・
仲が悪いわけでもないし、嫌いなわけでもないけど
色々経過を喋って、疲れて、喋る事なくて、気も遣えなくて・・・
つわり復活してるからしんどくて、寝不足だから眠くて・・・
早々と帰られたけど、気疲れした
2月16日 入院8日目
じんましんは更にひどくなる。
そのせいで寝付けたのは3時半を回ってた。
何度も看護師さんに言うのは気が引けるし、効かぬ点滴されるのが嫌だった。
朝の検温の時間に、看護師さんにシャワー入れるか聞いたらOKだった!
早速、点滴を外してもらえて、前日に持ってきてもらったシャンプーと着替え持ってシャワー室へ~♪
(結局、シャンプー等は持参だった・・聞いたら当たり前のように言われてしまった)
シャワー室から出たら、即点滴だったけど、あまり急がず頭も身体も2回洗って、疲れてしまった。
あまりに遅いから、部屋に戻ったらすぐにナースコール鳴って「点滴できる?」って聞かれてしまった。
心配だった張りも特に出ず、26ml/h から 21ml/h にダウン。
シャワーの疲れと寝不足でそれから爆睡した。
シャワーに入れたのと、張り止めの副作用がなくなったので元気が出てきたのか
つわりが際立ってきて・・食べづわり復活してしまう。
母に、夕方イチゴ持ってきてもらって少しましになる。
まだつわり終わらないのかな。。
夕方、先生が来て
「明日、赤ちゃん見ましょう。投薬できるまで落とせるようになったら退院できるから」
って言われる。
2月17日 入院9日目
(予定ではこの日が退院日だった)
手術日だったので、何時から診察か分からないと言われ
のんびりお昼ご飯を食べてたら、呼ばれてしまう。。
もう全身が写らなくなるので、お腹のエコーかも?って言われていたけど
消毒もあったので、結局、経膣エコー。
くるちゃんは大きくなってた♪
心臓も一生懸命動かしてて、背骨もキレイに写ってた。
先生は「これが胃ね~」って簡単に言うけど、全く分からず。。
でも、いつの間にか3頭身に近い大きさになってた。
早いな~。
夕方、プロゲステロンを再び打つ事に。
くるちゃんの助けになるならいくらでも!とは思うけど、やっぱりお尻の注射は苦手。
麻酔効いてたのは良かったな、なんて都合の良い事を思う。
点滴は 21ml/h から 16ml/h にダウン。
どうか、このまま張らずに退院できますようにってずっと思ってた。
2月18日 入院10日目
朝から、点滴が外れてやっと自由の身にっ!
すぐにダクチラン1錠飲む事に。。
これで今までの張りをずっと抑えてくれるのか不安だった。
これで、退院が決定。
旦那さんが昼から迎えに来てくれる事に。
少し昼寝してると事務所から、入院費の連絡が。
「20万あれば足ります~」
ガーン∑(゚д゚;)
元々入院費やらが高い病院なので、多少なりとも覚悟してたけど
その金額キツイー・・・って入院中、一番凹みました。
まあ、希望はしなかったけど個室だったし
張り止めの点滴は保険外だったし(3万もかかってた)
生命保険で多少返ってくるけど、すずめの涙程度かな・・・
とは言えど、かなりの出費だなぁ・・と旦那さんにあまり言わなかったけど本当に凹んだ。。
(入院前に調べてた時、他の方は10万とか15万って見てたから余計・・w)
と、凹む中嬉しい事もあったり。
入院中の1日のスケジュールで、毎日赤ちゃんの心音を聞くのがあったんですが
入院した時は12wでまだ赤ちゃんは小さすぎて、うまく聞けたらラッキーくらいで。
入院した時2回程度聞けただけで、あとは全然出てきてくれなくて
挙句の果てには、移動できる経腹エコーを助産師さん連れて持ってくる始末w
そのおかげで、母は初めて赤ちゃんの姿を見れたし、クルクル動きまくってる姿も見れたのだけど
(母の時代は、こんなのなかったんだとか・・・)
どうも、あたしの血管のすぐ下の方でいるらしく少しずらすと小さく聞こえる心音・・
しかも、聞こえた!ってなるとくるちゃんは「アッ、見つかった!」って隠れてしまうのが8割・・。
看護師さん達、出てきてーってお腹に向かって行ってくれるんだけど全然ダメ。
あたしはあたしで、なんとなく無理だろうなぁ~って感じでw(冷めてるw)
ある1人の看護師さんだと100%、くるちゃんを逃さずキャッチしてくれたんだけど
退院する最後のドップラーは、やっぱり出てきてくれなくて少し聞けた!ってなると
また隠れてしまい・・あたしよりテンション上がった看護師さんはかなり一生懸命(笑
すると
「ママ、やってみる?」
「えっ?」
初☆ドップラー♪
いつも聞こえてた場所に少し力を入れて当ててみると、全然探さずに
ドクドクドクドク....
12wの頃聞いたより、大きく力強いくるちゃんの心音。。
「さすが、ママっ!」
やっぱりあたしが一番なんやね~~って有頂天w
うるうるしながらずーっと聞いていました。
週数浅い人やなかなか出てきてくれない時は、ママやパパにしてもらう事があるんだそう。
不思議なもので、その時は結構な確率ですぐ聞かせてくれるんだって。
こういうのを聞いたり、経験したりすると
ああ、あたしの赤ちゃんなんだな~とか、あたしって赤ちゃんにとって特別なんだな~って
勇気や自信をもらえる。。
入院中はとっても大変だったし、泣いてばっかりだったし、凹んでばっかりだったけど
くるちゃんに会える機会がとても多くて、最後の最後でこんなに良いの聞かせてもらえて
入院してる時の、辛さなんて吹っ飛んじゃった。
今度、ココへ入院する時は産気づいた時!
絶対、それまでくるちゃんを守る。守りきって絶対産むんだから!
そう強く思って、迎えに来てくれた旦那さんと看護師さんにお礼を行って退院しました。
退院して、数日が経ってベッドで安静にしてる間に少しずつ体力も戻り
お腹が張る事も少なくなりました。
ただ、じんましんだけはまだ残っていて
痒みは退院した日の夜にはすっかりなくなっていて、身体の赤みもすっかり引いていました。
でも、ストッキングの痕はまだ消えなくて
やっぱり、ストレスが大きかったんかな。
お腹が張るのとガスが貯まってる区別がつかなくて、まだまだ不安ばっかり残るけど
4ヶ月も突入してか?身体にも変化が出始めるようになりました。
胸は結構前から、大きくなったな~って思ってたんですが
お腹が少しぽこって出てる感じがしてきました。
元々、おデブなので自腹なのかくるちゃんが居て大きくなってるのか
全然判断つかなかったんですが、旦那さんにも見てもらうとやっぱり少しぽこって。
ここになんかいる!っていうのが分かるように。
そんな事があった19日のお昼に、旦那さんは1人不育症の病院へ
薬が足らなくなってしまったので、行ってもらいました。
先生に「処方箋送ったのに~」
って、言われて凹んだらしいですがw
「その誠意はしっかり受け止めておこう」
って言われて、えらく笑いあってお話したそうです。
あたし、そんな風に先生とお話した事ない・・・・・羨ましか。。ィヂィヂ(o´・ェ・`)σ|
そこで、先生がぽろっと
「1人目はやっぱり小さかってんなぁ・・・・」
って琉斗のお話がでたそうです。
あんまり重くじゃなくて、軽い感じで言われたそうです。
琉斗を産んだのは19週入ってからですが、入院中に19週になっただけで
症状が出たのは18週。
その頃 夜は頻繁に張っていました。
先生は、
「1人目の子の週数(18週)の時より 浅い週数の時点で同じように張り出すかもね」
ちょっと分かりにくい言い方かもしれないですが
琉斗の時より、くるちゃんはお腹が膨らむのが早いなって感じたのが始めで
先生にそう言われて、琉斗が小さかったのはやっぱりその事もあったのかな、と。
実際に、琉斗を産んだ病院先の先生には「少し小さいね」って言われていたし
19週のわりに、基準とされる大きさ・重さより小さかった。
やっぱり成長が遅かった・どこか足らなかったのか、と思いました。
今となっては、全部想像の範囲でしか話せないことだけど・・
琉斗はやっぱり、色々教えてくれたのかなって
ありきたりな事を思うあたしです。。
今度こそ、守りきる。
あたしに出来る事 全部する。
夏には絶対3人で過ごすんだ。
とっても長い長い記録日記になってしまいました・・
最後に、13wに入ったくるちゃんのエコー写真を。
頭が少し分かりにくいけど、右が頭、左に足が・・。
でも、お腹ぽっこりで可愛くなってきました~。
もっともっと大きくなぁーれ
ぜひ、応援ぽちっとおねがいします