”琉ちゃんの友達”
今日は晴れるって言ってたのに、ずーっと曇り空で
そんなどんより天気の中、実家のテレビを地デジ化&大掃除してきました。
ウチにあった、嫁入り道具で買ってもらったテレビを実家へ。
結婚して丸6年。
テレビっこのあたしに楽しい時間をくれたテレビは
実家にて第二の人生を送られる事になりました(笑
さて、こないだの記事の続き。
高校時代のお友達のお家へお邪魔してきました。
ものすごく緊張していて
気持ちを常にしっかり持っておかないとすぐ逃げちゃいそうでした。
けど、逃げたくなかった。
それは妊婦さんにおにぎりとゆで卵をつくってもらったら
妊娠するジンクスがあるから、という事もあったけど
”あたしはいつまでそうやって逃げるんだろ?”
って思ったから。
別に立ち向かう必要は全然ないし
立ち向かったからってどうなるってワケでもない。
けど、そうやってウジウジしてるのが嫌って思ったので
今回はお邪魔しに行ってきました。
お家に着いて、友達の顔とお腹にすぐ目を向けられませんでした。
晩御飯の準備をしていてくれた友達。
旦那さんの帰りが少し遅くなってるから、先にいただいていました。
そこで登場!
わーい。
おにぎりとゆで卵っ
晩御飯はお鍋だったのですが
あたしのメインはおにぎりとゆで卵w
かつおを煮たモノを混ぜ込みご飯にしていてくれてとっても美味しかったです。
食べていると、心が少し 苦しく 切なく あったかく なりました。
(分かりにくい気持ちかな・・・)
旦那さんが帰ってこられて
ウチの旦那は、言われないと動かない・気づかない・分からない人なのですが
それでも、結構協力的な人でとても助かっているのですが
友達の旦那さんは自主的にテキパキ動くw
色んな旦那さんを結構見てきたあたしですが
ここまで動く旦那さんを見たのは初めてで、すごく衝撃的でした。
それにはウチの旦那さんも感心して、考え込まれて、見習わないとって言ってましたw
・・・( ̄▽+ ̄*)やったw
ご飯の間、色々話をしました。
つわりはもうだいぶ落ち着いたらしいのですが
子宮口が開きやすく、ずっと張り止めを飲んでいたのだと。
もう8ヶ月なので、もし今生まれても医大まで運んでもらえたら助かる可能性が高いから
今はもう飲んでいないんだとか。
ただ、障害の可能性が残るから年明けまでは油断できないって。
だから、ずっとどこにも行かずずっと安静にして
お風呂もシャワーのみだって言ってた。
友達と話していて、気づいた事がありました。
あたしは琉斗を授かっている時、母や友達、主治医の先生に
少しの変化や不思議に思う小さな事を相談したり・言ったりした事がなかったな、と。
だから、張りやすい体質だった事や、破水する2日くらい前におりものがこぶし弱くらいでた事や
横になって寝ていて、横になっていた方へお腹の重みが傾いた事....
全然不思議にも思わず、こんなものか?とか比べる事もできず
経験した事がないから、分からない事だらけでなんとなく過ごしていた事....
結局は、安易に考えて過ごしてた時だったんだと改めて思いました。
友達は、琉斗にお願いをしてたって言っていました。
「琉ちゃん、赤ちゃんを連れてきてあげてって」
「けど、私の所へ来てしまってん・・・でもな、この子は琉ちゃんの友達やって思うねん」
「向こうでは友達やったって」
「だから、今度はこの子が琉ちゃんを連れてきてくれるよ」
「琉ちゃんは、忘れもんしただけやって思って。
忘れものしちゃったから、それ持ってまたママの所行くからって言ってるよ」
心がぐっと苦しくなって泣きそうになりました。
お腹、撫でさせてもらいました。
直にw
友達が
「直の方がきっといいよな?」ってww
ありがたく撫でさせていただきました☆
久しぶりにあのふわっと暖かい、しっかりとした感触の..
ここに生きてると分かる不思議な感覚を感じました。
「これで授かれたらな・・・」
そう言ったら
「おにぎりもゆで卵も食べたもん!来てくれるよ!」
ウチの旦那さんの鍼灸の治療を終わられた、友達の旦那さんが
(ちなみにこの辺からウチの旦那さんは爆睡)
「おにぎりとゆで卵?」
って不思議そうだったので説明したら
「それでかぁ~○○が作るなんで珍しいと思ったわw
それは絶対ご利益あるで、絶対。
そんな事滅多にせんもん。
神さん、きっと見てくれてるわ」
って、何度も何度もご利益あるって言ってくれてとっても嬉しくなりました。。
友達は
「本当は、隠そうって思っててん」
そう言ってタンスの上に置いてる母乳パッドやおしりふきのウォーマーに目を向けました。
「でも、無理やろ?w」
「うん、無理w」
部屋にはデカデカとベビーベッドはあるし
玄関にはベビーバスが置かれてたw
あたしは正直に
「来るのは相当、勇気いったよ」
友達は、変に気遣う事はせずにたくさん話を聞いてくれました。
琉斗の事をきちんと聞いてくれた友達はなかなかいません。
実際に目の前にいない子供は、友達や知人にしたら
存在しない子ですもんね ”子供がいた” なんて事、頭にはないでしょうし。
どうやって名前決めた?とか
顔はどんなんだった?とか。。
鍼灸の往診の時は、必ず琉斗の位牌に手を合わせてくれてた友達。
結果、死産だったというのに
そんなの気にせずに聞いてくれた事に甘えて
ベラベラ喋っていて、嬉しかったけどちょっと喋りすぎたかなって後悔してしまいましたが。
勇気をもった事のご褒美かな。
あたしの心は荒みなく、晴れ晴れとしていて
友達の事をきちんと真正面から向き合えた嬉しさでいっぱいになりました。
どうか、どうか。
友達の赤ちゃんが無事、元気に生まれてきますように。
琉斗、琉斗のお友達を応援してあげてね。
友達に琉斗のお友達を見送ってくれた事に ママは、琉斗を誇らしく思うよ。
ありがとうね
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