2024年9月17日から18日にかけて、レバノンの武装組織ヒズボラのメンバーに支給されていた通信装置が一斉に爆発しました。
爆発時の映像とされるものを観ると、爆発は画面の外のようでしたが、「パン」と軽い音がして、白い煙が立ちこめ、人々が逃げまどっていました。
でも、逃げている人に、血を流したりしている人はいませんでした。
3000人以上が重軽傷を負いましたが、死亡したのは30人ちょっとです。
これ、釘みたいな破片をまき散らすやつですね。
なくなった人は、当たり所が悪かったのです。
爆発した通信装置には「Made in Japan」と書かれたラベルが貼ってあったそうです。
普通、日本製の製品だったら、プラスチックの外側作るときの型に印字されてますよね。
完全に偽物です。
日本製の民生品を利用したはずが、どこかの組織に爆発物を仕込まれた偽物をつかまされたぽいです。
こんなことが大規模にできるのは、イスラエルかアメリカCIAぐらいです。
しかし、「Made in Japan」のラベルは、アメリカCIAにしては稚拙です。
ではイスラエルで決定かというと、これも通常あり得ないタイミングだったりします。
もうすぐユダヤ教の新年なのです。
イスラエルはユダヤ教ですし、レバノンもユダヤ教を根幹とするイスラム教です。
でも、稚拙に思えることをあえてやることも、攻撃がないと思っている時期に攻撃した可能性も考えられます。
少し話はそれますが、ヒズボラはそれなりに潤沢な資金を持っているのに、今の時代になぜ携帯電話を使わず、ポケベルのようなものやトランシーバーを使っているのでしょうか。
これは、GPSで位置を特定されるのを避けるためだそうです。
位置を特定されたら、拠点や指揮系統がわかってしまいます。
ゲリラ組織にとってあってはならないことです。
理由を聴けば納得できますね。
そういえば、今回の通信装置の爆発って、近くの工作員にリモコン操作された感じじゃないですよね。
多分、衛星ですよね。
あれ、衛星…、もしかして爆発物だけじゃなくGPS入ってた……
終わりました。
ヒズボラ終わりました。
追記 9月24日
23日より、イスラエルがレバノンへの空爆を開始、複数のヒズボラ幹部と多くの民間人が犠牲になりました。
一部で、通信機器が使えなくなり仕方なく携帯電話を使ったところをサーチしたと言われていますが、ヒズボラもバカではありません。
恐らく、ニセ通信機器の爆発は証拠隠滅です。
もう十分に拠点などの情報が手に入ったのでしょう。
爆発物はGPSを完全に破壊するように設置されていた可能性が高いと思います。