ボクとその周辺

ボクとその周辺

主にゲームやアニメのこととか書きます。あと、映画とか音楽のこととか書きます。
あと、日常のこととか、気が向いたら心理学関連も書くかもです。


最近、家の周辺がとてもきれいなことを再発見したりしてます。
あと、PS3のアトリエシリーズにはまったり、ツイッターで声優さんのツイートを見るのにはまったりしてます。

ヤングジャンプの新人漫画大賞の優勝作品が、明らかに生成AIによって描かれたものだったことで、大炎上しているとか。


1枚1枚の絵(ひとつのコマ)のクォリティは高いそうです。

しかし、コマによってキャラクターの服が微妙に違ったりしているそうです。

女性にヒゲがあるところがあるそうです。

男性に胸のふくらみがあるように見えるところがあるそうです。


これが優勝してしまいました。

何が問題なのでしょうか。

作者(提出者)が生成AIを用いたことでしょうか。

審査員が生成AIであることを見抜けなかったことでしょうか。


たぶん違います。



プロットや構図の案に生成AIを使っている人は他にもいるでしょうし、プロでも利用しているかも知れません。

ただ、プロなら清書や最終仕上げは自分で行います。


会社でも、たまに書類の原案にもちいたり、許されている環境ならば、スライドのタタキに使ったりするでしょう。

しかし、明らかに違和感のあるスライドで、顧客向けとかの講演会はやらないでしょう。



最大の問題は、AIというアシスタントが描いた、1枚のクォリティは高いが、全体としてみると支離滅裂な作品を、提出前の検査で通し、また審査員も受け取りチェック、検査の際に通して、雑誌に載せたことです。


そして、いわば市場で不適合が発見されたわけです。


AIが描いたか人間が描いたかは一切問題ではありません。

違和感満載の不適合品を市場に出したことが問題なのです。

集英社の品質管理システムが機能していなかったのです。


・キャラクターの絵や人格の不整合はないか

・一般的常識と照らし合わせて、デザインはおかしくないか


最低限のチェックリストなどの標準化が無かったのです。

そして、審査員は同じ部屋で話し合いながら審査を行い、ひとりが「この作品は凄いぞ」と言ったら、感情が次々に感染して、1枚の絵のクオリティなどの突出している点だけを見始め、欠点を見ることが出来なくなったのです。



個人的には、生成AIをマンガに使うことは悪ではないとおもいます。

プロットを相談したり、構図などの原案を考えてもらったりするのは良いと思います。

ただ、その出力結果に、これは良い、これはダメだ、という判断をするのは作者のセンスです。


でも、GOを出した、最終決定をした責任はAIは負ってくれません。

作品の品質管理は作者と、出版社の責任です。


今回は漫画でしたが、これが航空機の部品なら、下手をすれば墜落してます。


集英社にとって、漫画は航空宇宙製品並みの重さがあったはずですが、いつの間にか軽いものになってしまっていたようです。



最近、よっぽどのことが無いと書かなくなってしまってますが、今期のアニメで個人的最高傑作がありました。


第1話を見た感想と、ネタバレかも知れない世界設定予想です。



この作品はほのぼの系の皮を被った重厚ハードSFです。



主人公ヨーコと相棒アイリは、文明が崩壊した日本を、画面が割れたスマホに記録された、お姉ちゃんの写真の場所を目指して、ヤマハのオートバイ、セローに乗って旅します。


最初、現在よりも少し進んだような世界(バイオガソリンが実現し、セローはガソリンとモーターのハイブリッド)を、主人公ヨーコがお姉ちゃんと呼ぶ人物がセローで友人とツーリングする様子が描かれ、

「あれ、この世界が舞台なの?」

と思っていたら、同じ場所の崩壊後の世界に切り替わるのは秀逸でした。


ぼんやり眺めていると、ヨーコとアイリは食堂のあとにたどり着き、食料を探し始めます。

するとアイリが機動戦闘車(戦車のクローラーじゃなくてタイヤのやつ)と物資運搬用トラックを発見します。

しかし、トラックから食料調達後、機動戦闘車のカメラをガンガン叩いたりしていじっていると、急に動き出し、砲撃を開始。

貫通するものでなく、爆発する砲弾のようで、明らかに現在の戦車砲より強力です。


セローで逃げますが、だんだん追いつかれます。

そこでアイリの

「私が止める」

のセリフ、後ろを向いて構えると腕が開き、

「耐閃光、耐ショック防御」

「プラズマ収束率80,100%」

「発射」

完全に『ヤマト』のオマージュですが、サングラスなんかかけたらパロディになってしまうので、セリフだけは世界観を壊さないいい選択でした。



あと機動戦闘車を、アイリの紹介という面もあったと思いますが、プラズマキャノンで止めたのも良いですね。

赤外線画像処理センサーで追ってきた感じなので、なにかを燃やして熱を作るみたいな、ありがちな展開にしなくて正解です。

赤外線を画像化して処理している最近のセンサーにフレア(マグネシウム燃やすやつ)は効きません。



しかし、完全に騙されました。

アイリは『のんのんびより』ヒット後から大量発生したれんげのコピーキャラに見えていたのです。

れんげにいろんなことに詳しいという性質だけを付け加えた、いわば見所のないキャラに見えていました。


彼女のセリフをよく聴くと、なにかヨーコに聴かれたときも、プラズマキャノン発射する前も、chatGPTなどに非常に似ています。

機動戦闘車に追われたときも、自分が止める提案はしましたが、許しを得るまで撃ちませんでした。



となると、ヨーコが魅力ない人物に見えるかも知れませんが、それは違います。


お姉ちゃんは文明が機能している時代の人物です。

普通に考えて実の姉ならば数年後のはずですが、絶対に違います。

建物や道に止めてある車両は、70〜80年は経っている感じです。

そして戦闘車両は30年程度。


そしてヨーコとお姉ちゃんの髪の色の一致は何でしょう。

あと、太陽電池パネルで発電するなど、ご都合主義を廃しているのに、急に意識が飛んだときに平和な時代の夢を見るファンタジー。

そこにお姉ちゃんの姿はなく、友人の

「一緒に写真撮ろうよ」

の声が自分にかけられる。


ヨーコは

「シェルターから出られなかったらこんな景色は見られなかった」

と言っていましたが、その時はみんながいるシェルターから言いつけを破って出てきたのだと思っていましたが、絶対に違います


つまり、シェルターには培養器があり、ある程度の年齢で産まれ、心の深い部分には「お姉ちゃん」の記憶があり、シェルター内にあった彼女の遺品(?)に、彼女の名前「ヨーコ」が記してあり、自分の名前とした。



SF好きからしたら、この作品はたまりません。

そしてアイリには「お姉ちゃん」の記憶が移されており、導いていたりするのでしょうか。


そしてあの白い髪は光ファイバー状で、プラズマキャノンのエネルギーを少しずつためて…ブツブツ




フジテレビの『何だコレ!?ミステリー』というバラエティー番組で、神風特攻隊で若くして亡くなった人物の記憶を持つ少年の話をやってて心を引かれました。


これを嘘だとすると、バレた場合のリスクが大きく、何より演技させた子供の心に大きな歪みを作ることになります。

だから最初は信じてました。


しかし、後から考えるとだんだんおかしく思えてきました。




その記憶を持つ子は現在10才で、記憶は生まれた頃からあったそうです。


記憶の中の自分の名は判りませんでしたが、婚約者の「シズエ」という人物の名は憶えていました。


そこからインターネットで検索し、記憶の中の自分を探し出しました。



また、航空機が船を攻撃する絵をお絵かきで描き、親も知らない軍歌を好んで聴きいたそうです。


戦闘機については、自分の記憶にある「隼」を言い当てましたが、実際の探し出した本人が乗っていた機体でした。

また、旋回時はラダーのペダルを踏むことも知っていました。


最後は、両翼を撃ち抜かれ、操縦がきかなくなって、海面に激突し、自分の爆弾が爆発して亡くなったそうです。



ここまでで、特に戦闘機に詳しい人や『ACE COMBAT』とかやったことある人は違和感があると思います。


ラダーで旋回したら失速します。

遊覧飛行じゃないんだから。

普通はレバーを倒してロールし、レバーを引いて機体に対して上昇する形で旋回します。


また、彼が乗っていた「隼」も翼に燃料タンクがあります。

どこを撃ち抜かれたかにもよりますが、普通は翼を撃たれた時点で爆散です。




もうひとつ、記憶の大きな証拠として、婚約者シズエに宛てた遺書がありました。


それには

「自分のことは忘れて幸せになって欲しい。

しかし、欲を言えば最後に美術作品2点をみたかった。」

という内容が書いてありました。



その美術作品は、それぞれ西洋のものと東洋のものでしたが、同じ作者の作品4点の中から少年は両方とも見たかったと書いてあった作品を選ぶことが出来ました。



ここで、何故それが見たかったか聴いて欲しかったところです。


これは、単に美術作品が見たいと書いていたのではありません。


その2作は両方が、母親と赤ん坊を描いたものでした。

つまり

「欲を言えば、あなたと子を作り、その子の顔が見たかった」

と言っているのです。


むちゃくちゃ聡明な人です。法学部ですし。


当時の流行りの曲が落ちつくというなら、シズエさんとのエピソードを語るなら、理解できます。


しかし、少年が軍歌を好んだとか、人物像と合いません。

好んで戦争の絵を描くことも考えられません。


とにかく、軍歌や戦争の風景を好む、脳筋タイプじゃないです。


絵を言い当てたのもテレビ局の仕込みでしょうか。



ただ神風特攻隊での数日の記憶だけが濃いこともあり得ます。

敵に到達できなかったのは無駄死にですし屈辱の筈ですから。

戦闘機に関する内容はかなり怪しいですが、ラダーはゆっくり飛んでいるときのことを言っており、翼に機関銃が当たっても、当たった場所により爆発しなかったこともあり得ます。


頭の中にずっとあったから、あの少年自身が軍歌で落ち着いたということも無くはないかも知れません。



これだけ怪しくても30%信じることにしますが、もし嘘なら、少年の精神に与えた歪みは計り知れません。

テレビ局の罪は重いです。