今日の最高気温31度、最低気温15度、湿度51%。
週末だけは目覚まし時計に起こされたくないと思ってセットしないで寝ている。
しかし毎日の習慣のせいか5時過ぎには目が覚めてしまう。
目が覚めたと思ったらドアの閉まる音がした、私の隣の部屋が婿殿の書斎になっている。
婿殿はよく朝から仕事をしたり、子供達が寝た後も1時間近く仕事をしている、特にテストの採点が大変みたいで1枚1枚チエックしている。
その姿を見ると父のことを思い出す、父は小学校の先生をしていた。
週末になると茶の間のテーブルいっぱいに広げて採点を良くやっていた、そばで見ながら⭕️、❌がつけられていくのを飽きもしないで眺めていたのを思い出す。
学校の先生は自宅でする仕事が結構多い、そんな父の姿を見ながら、大変だね、と子供ながら思ったものだ。
アメリカでは、子育ては夫婦一緒に、と考えている人が多い様な気がする。
だから全ての子供に関する事は平等にやっている、毎日の学校の送り迎えもそうだし習い事なども良く話し合ってどちらがいくか決めてる様だ。
私たちの時代は主に母親がやって父親は仕事に専念するみたいなパターンが多かった様な気がする。
もちろん私は専業主婦だったし、娘はフルタイムで働いてるので条件は違うのだが…。
婿殿を見ていると子育ての取り組み方がやはり日本と違うなーと思ってしまう。
日本の若いお父さんは家事や育児に対して積極的になってきてると聞くけれどまだアメリカと比べると遅れているかなと思う。
それは矢張り仕事に対する考え方の違いかな、と思う。
アメリカは仕事が終わったら自宅に直行、家族と食事をして後片付けも手伝ってくれるしお風呂にいれるのを手伝ってくれる、家族との時間を大切にしてくれるパパが多い。
しかし日本は残業も多いし、仕事仲間と飲みにいく事も多く、幼い子供が寝てしまった頃帰宅する人も多いのではないだろうか。
私達は週末は必ず家族で出かける、それが当たり前になっている。
しかし私が子育てしていた頃は週末になると接待ゴルフに出かけてた主人、だから私はこう思ってた「ゴルフ母子家庭」と。
数週間前本帰国された駐在さんの奥さんが話していたけど、日本に帰国したら主人が仕事人間になってしまうのが心配です、と。
そうならざるを得ない今の日本企業体制、家族の時間を大切にするアメリカのやり方を日本の企業ももう少し取り入れてくれたらどうだろうかと思ってしまう。
日本も共稼ぎする夫婦が増えていると思う、そんな時やっぱりご主人の協力がないと奥さんは大変だ。
婿殿も家族との時間を大切にする為子供が寝てる時間に時々早起きして仕事をしている。
娘も夜中に起きて勉強をしたりしている、頑張ってる婿殿と娘だ。
今までアメリカに対して辛口のことばかり書いてきた私だが、家族の時間をとっても大切にするアメリカの習慣は素晴らしいと思う。