今日の最高気温16度、湿度48%、午後2時30分の室内温度18.6度。


今日は朝から青空、10日先までの予報にも雨マークはついていない、やっとカルフォルニアの青空が戻って来た。


長かったねー、雨、曇りが続き少しうんざりしていた、昨日はすごく寒い1日で婿殿が帰ってくるなり「大学で雪が降ったんだよ」とビデオを見せてくれた。


しかし私には雪が見えない、「雪はどこ?」と聞くと「ほらここに見えるでしょう」と婿殿。


ビデオには同僚の人達が手を出して楽しそうに笑っている、多分手のひらに雪が落ちていたのだろう、しかし私には見えなかった。


山には雪が積もってもこの街中で雪が降ることは私がアメリカに来てから一度もない。


龍ちゃんも「しーちゃん、学校のすぐそばの山が雪で真っ白だったよ」と帰るなり一番に報告してくれた。


遠くの高い山は雪で白くなるけれど近くの山が白くなる事はないので龍ちゃんも驚いたみたいだ。


一度日本の雪景色を見せてあげたいなー。


昨日は荒れ模様の中を長女がやって来た、随分前から蕎麦打ちを一緒にやる約束をしていたのだ。


オーガニックの蕎麦粉を見つけたから持ってくるよ、と言っていたので長女に任せることに。


「う〜〜今日は寒いね〜」と言いながらやってきた。


さあ蕎麦教室を始めるよ、と言ってオーガニックの蕎麦粉の袋を開けて見ると「何これ?随分黒いね」と私。


「でもちゃんと蕎麦が打てるって書いてあるよ」と娘。


いつも通りに進めていくのだが何度こねてもボロボロとしていて柔らかくならない、長女がよく読んで見るとこの黒いのは蕎麦の皮も一緒に入ってるかららしい、水を多めに足してやっと何とか丸めることが出来た。


次は棒で伸ばすのだがすぐに切れて上手くいかない「これダメかもね、もうやめようか?」と長女。


まあしかしここまできたのだからゆがいて食べてみようとなって頑張って続けた。


長女にカットしてもらったのだがまるで昆布かこんにゃくって感じ、ちぎれるので細く切れない。


ゆがいたらもっとひどいことに、5センチぐらいにぶつぶつと切れてしまった。


形も色も食欲を誘わないこの出来上がり、皮が入ってたらお腹の弱い私はちょっと無理みたい、すると仕事が一段落した次女「できたー」と嬉しそうに降りて来た。


これを見るなり「えー😱何これ?これ蕎麦ですか?」とビックリ。


でも次女はせっかく作ってくれたからと優しい言葉「見かけより味よ、食べてみるね」と言って食べ出した、蕎麦つゆは朝から作っておいた。


「うん、なかなかいけるよ、味は良いけどちょっと短すぎてすすれないね」と次女。


「あっ本当だ、味はまあまだね、お母さんつゆが美味しい。でもやっぱりこの蕎麦粉はダメだね、やはり日本の蕎麦粉でないと。今度は日本のスーパーで買ってきて又打ってみようよ」と長女。


まあしかし料理って見た目も大切だなーとつくづく思った、オーガニックで体にいいとは言ってもこんなに太くて黒くて短いのは矢張りとても蕎麦とは言えない。


次回又いつかそば打ちしようね、と約束して解散、蕎麦は失敗だったけど親子三人でランチを楽しむことができた。


かき揚げも美味しかったし、食後の塩豆大福も美味しかった。


アメリカで日本にいる様な1日を過ごすことが出来て本当に良かったね。