ここの所ショートコースを歩いていたが今日はいつもの1時間コースを歩いた。


ハイビスカスの花が綺麗に咲いている、この花を見るとミニチュアダックスのビスカを思い出す。16歳後半のおばあちゃんだったがアメリカまでついて来てくれた、長女がハイビスカスの真ん中をとり、ビスカ、と名づけてくれて家族全員がお気に入りの名前だった。


昨日はカットに行ったのだが丁度孫達がお昼寝から起きる頃、ママが居ないと大変なので私から婿殿に美容院の送迎をお願いした。


婿殿もお昼寝から起きた時の大変さが分かっているので喜んで車を出してくれた。


娘は美容師さんの名前、カット代に20%のチップを必ずつける様に、と私に念を押す「今はなんでも値上がりしてるからもしかしたらカット代も値上がりしてるかも、そしたらその金額の20%ね」まるで幼い子供のお使いみたいだ。


しかしアメリカのチップ、どうしても慣れない、外食しても20%のチップをつけると直ぐに万円に届きそうに跳ね上がりイラついてしまう。

娘達曰く「このチップで生活している人達もいるのだから大事だよ」


チップのない生活が長かった私は納得いかない。


さてさて自分で言い出したものの矢張り婿殿と2人で車で出かけるのは少し緊張する、まず会話ができないのであまりお互いに話せない。

だまーって外を眺めてる事しか出来ない、心の中では「早く着かないかなー」とそればかり考えている。


美容師さんはとても明るくて素敵な人、終わるまでいろんな事を話してくれて楽しかった。支払いの時間違えないように20%のチップをつけて渡した、なんとなんとアメリカに来て1人で支払いをしたのは初めてかも、超過保護にされてる私、自分でもビックリ。


迎えに来てくれた婿殿、私を見るなり「ママ、ナイス、とっても素敵だよ」恥ずかしさでデレデレの私「ありがとうおねがい」と照れまくる。


しばらく走っていたら「ママ、ここがビスカが亡くなった動物病院だよ」と教えてくれた、確かに覚えている「何だか懐かしいいね、ビスカの事思い出したよ」お互いにぎこちない日本語と英語、まあどうにかボソボソと会話が続いた。


帰ったら1番に龍ちゃんが迎えに来てくれて「しーちゃんかわいい😍」と言ってくれた、ちょっと照れたけれど素直に嬉しかった。


娘も「お母さんとっても似合ってる、良かったね。お母さんは中々出かける機会がないからこんな時ぐらい思いっきり日本人の人とおしゃべりが出来たら気分転換になると思い進めたの」


ありがとう、家族の温かい思いやりで久しぶりの美容院、そして美容師さんとの楽しい会話、素敵な時間を過ごすことができました。