今日は散歩をやめてベースメントで龍ちゃんのバッグを縫っていた。


空手の道着を入れるバッグだ、日本だとお店に行けば可愛い柄を直ぐに買えるのだがここではそうはいかない。


車の運転、英会話が出来ない私はあるもので代用するしか無い、ママさんに以前頂いた布を引っ張り出してバッグを作った。


シマウマの絵がついてるからまぁ良いだろう、丁度すっぽりと道着が入り良い感じ。


もっと可愛い動物や恐竜の絵がついてるのが欲しかったのだがしょうがない、今度日本に帰った時沢山仕入れてこよう。


ベースメントでミシンをかけていたらガサゴソガサゴソとリビングから物音が聞こえる。


アレ、どうしたのかな?娘がバルコニーでも掃除してるのかな?と思いながらも必死にミシンがけ。

バッグは完成、もう12時、お昼の準備をしなければとリビングに上がって行った。


バルコニーを見てビックリポーンポーン


朝と比べて植木鉢の位置が全然違うしバケツやサンダルの場所も完全にちがってる。


慌てて娘の部屋に行く「ねえねえバルコニー何か触った?」と尋ねる。


「えーなにもしてないよ、第一この部屋からでてないし」と娘。


「えーーじゃ泥棒? 」と私。


娘と二人こわごわとバルコニーを覗きこみ「ハシゴを登って入って来たのかしら?何もとられてないよね。」と娘。


「さっきガサゴソガサゴソ音がしたんだよね、Mちゃんと思って気にもしなかった」と私。


「そんな時はすぐ知らせてよ、兎に角証拠写真を撮っておかないと」と娘、写真を撮り婿殿にすぐ連絡。


「簡単に登ってこられるんだね、中まで入ってこなくて良かった。これからもしっかりとカギをかけておかないとね、でも鉢合わせしなくて良かった」と娘と話していた。


そこへ婿殿から電話、娘が事情を話すと「あーごめんごめん、管理組合からメールが来てた。

バルコニーを掃除するので不用なものは片付けて置いてって書いてあった」


なんだ、忘れないでよ、そんな大事な事ムキー

しかし掃除したとは思えない様な散らかり方、これはやっぱり泥棒と間違えられてもしょうがないよね、アメリカらしい。


やれやれ、まあしかし、驚いた。

そして簡単にバルコニーから侵入出来る事も確認できた。


しかしこの家のつくりはコの字型になっていて数軒の家から見える様になっているのでそう簡単にハシゴで登って侵入は難しいかも、でも矢張り気をつけないと。


後1週間で雛祭りだ。

可愛い小さなお雛様、2cmぐらいの大きさだ。


アレ、これって逆だよね、おだいりさまが左だよね、失礼しました。