到着後入国審査、一番緊張する。

日本人らしき人達も結構いて日本語が聞こえてくる。

一人でここを通るのは4度目だがなかなか慣れない。

私の前に若い女性が長い傘をもって並んでた。
めづらしいな、傘をさす事は年に一回あるかないか、折りたたみで充分なのに。

その女性が振り返ったので「時間がかかりそうですね。」と話しかけた。

女性は「私グリーンカードがまだ完全じゃないのでスムーズに行くか心配です」

「そうですよね、私はやっとグリーンカードが取れて今日初めて使います。
その傘めづらしいですね、長い傘は」と私。

「そうなんです、目立ってはづかしいんですが知人に頼まれて…。ロスで長い傘🌂をさしたいらしいんです。」と彼女。

そんなこんなで世間話をしてたらだいぶ前に進んだ。

その時ふっと手を見るとグリーンカードが無い。

えーーー嘘でしょ、「カードがない、カードがない」

「ええ、大変だ、大丈夫ですか?」と彼女。

もう頭真っ白、先に行ってて下さい、と伝えて、今まで確かににぎってたのに😱😱隅によってバッグを引っかきまわす。

もう誰がみてようが関係ない。

ない、ない、どうしよう、娘や孫に会えない。
これからどうなるのかな、再発行してもらえるのかな、拾った人悪用しないかな…などなど頭の中をいろんな事が駆け巡る。

どのくらい探したか時間はサッパリ分からないが荷物の中にキラリと光るものが。

あった、あった、良かった。
涙がでるくらい嬉しかった。

話をした彼女はもうみえなかったから結構な時間がたったのかも。

 はやばやと財布からカードを出してにぎってたのが良くなかった。

おっちょこちょいの私がやりそうな事だ。

どーっと疲れがでたがグリーンカードのおかげで何もなくスムーズに通る事ができた。

2カ月ぶりに会った龍ちゃんはちょっとはづかしそう。

私の姪っ子がくれたでんでん太鼓を嬉しそうにならしてる。