GOD SENT ART 2
我々の勤務時間帯は早朝なので、しばしば旭日が織りなす
光の芸術に出くわすのである。 この日もひととき構内から外
に出てふと空を見上げると、東の空からピンク色の光線が
縦横無尽に放射し、僕らの頭上に横たわる巨大な魚雲をまるで
錦鯉のごとく照らしていた。 そこで僕は傍らにいた同僚の若造
に声をかけた!
俺 「君! ほら、空を見てごらんよ、きれいだろう!」
若造 「…な、何がですかぁ~?」
俺 「なにがって、きれいだとは思わんのかね~?」
若造 「…は、はぁ~…。」
俺 「はぁ~、って?」
若造 「…べ、別になにも…。」
俺 「コレを見て、本当に何も感じないのか~?
自然の、いやっ、神様がくれたアートだぞっ!」
若造 「…お、俺…美とかそういうの、まだわかんないっす!」
俺 「な、なんと! …まったく、感受性の欠片もないねぇ~、
今時のデジタル世代は…。」
…と嘆く私でありました…。
GOD SENT ART 2!

