学校を選ぶ基準②
続き、いってみたいと思います
☆合格実績
①「○○大に○○人合格!」と対外的にアピールする、実績重視タイプの学校。
・自分の校内順位と照らし合わせて、学校から具体的な指南が頂けるかもしれない。
・ここに進学させたら良い大学に合格させてくれる(かもしれない)といった期待は、親の安心材料になり得る。
・子供自身も「先輩目指して頑張ろう!」と、モチベーションが上がるかもしれない。
・入口偏差値に比して出口実績が立派だと、学校教育力が高いと一般的に考える。
でも、実は塾通いの結果かもしれない。また、教師というのは、何となく全範囲網羅してしまいがちなので、非効率な面もあるかもしれない。
通塾割合などの実情を学校に尋ねても良いかも。
②学内順位が提示されない学校や、合格実績が望むものより今ひとつ…に感じる学校
・塾や模試の立ち位置を見て判断する必要あり。進路指導が弱いかもしれない。
・受験指導は教師個人の裁量に任せられている学校もあり、早くから自分で自覚して勉強する必要がある。もちろん、それを好む生徒も多い。
自主性が芽生える為、ある意味プラスになるのかも知れない。
メリット
こういった学校は成績を巡ってギスギスせず、学内のヒエラルキーは起きにくく平和である。
☆合格実績の掲示
①トップページや校門くぐってすぐの所に掲示する学校は、実績を強くアピールしたいという表れ。
進路指導にも熱心なイメージ。
逆に、「ここを受けたら?」との誘導が有るとか無いとか。
(私の出身校は、○○以上に行って!とは言われましたね)
②校内にひっそりと掲示している学校
品が良くておとなしく控えめなイメージ。
(これ完全に主観😅無視してね)
または大っぴらに公表しない。売りにしていない。
→聞いたらある程度教えてくれますので、ご安心を。
「進学実績という結果も大事だけど、子供が成長を遂げた、その過程が大切。進路は本人の努力の結果であって、学校の手柄やアピール材料にしたくない」という学校もあります。
このあたりは保護者の好みで選択ですね
お断りその壱
一連の記事は、あくまで「こんな可能性があるよ」といった話です。
断定しているわけではございません。思いつく限りの長所短所を併記しています。
学校選びの際に、チェック事項の1つとして頭の片隅にでも置いてくだされば結構です
ポリシーは各学校それぞれです。
説明会などでご確認くださいね
自分の感覚って結構大事。百聞は一見にしかず。
今回の一連の記事は、比較手法を用いて、なるべくフラットな視点で書こうと努力しています。
特定の学校を落とすのは私の希望するところではありません。
お断りその弍
当たり前すぎて恐縮なのですが
先輩方の合格実績が優れていたとて
「自分も同じくいいところに受かる!」
かどうかは別問題。
「6年間いかに過ごすか」に尽きるかと。
入試当日、実力を発揮できずに併願校へ進んでも、そこから一生懸命努力することで力をつけ、高い偏差値の大学へ進むこともザラにある。
山の登り方が違うだけ。
どこから登るか?
登りながら何を考えるか?
一時が万事。ではなく「いくらでも道はある」と信じて励ましながら、子供の伴走ができたらいいなと思います
次の記事は共学別学について。
また改めます