「不正行為を見かけたら即解答をやめて退室してもらいます」。これはセンター試験をはじめ、中学、高校、果ては小学校のテスト前に必ずと言っていいほど行われる警告である。ここで言われる不正行為とは、いわゆるカンニングの事を指しており、あらかじめ答えをメモした紙を見たり、他の人が回答しているのを盗み見たりすることである。他人の解答やあらかじめメモした教科書の答えをそのまま書けばいいだけなのだから、「毎日授業(講義)に出てしっかり勉強」する必要もなくなってしまう。そうならないためにも、不正行為を行った事が発覚すれば、その生徒には厳しい罰則が科せられる。その場で受けていたテストの点数が強制的に0点扱いになるだけならまだいい方で、大学の試験で不正行為(カンニング)が発覚すると、「今年の間にどれだけ多くの講義に出ても、単位がもらえない」事さえある。普段からまじめに講義に出て、こつこつ勉強した生徒がバカを見ないためにも、これぐらい厳しいほうがちょうどいいだろう。しかしここまで厳しい罰則があるにも関わらず、「カンニングする」行為そのものはなくなっていない。カンニングがなくならない理由の一つとして、「ちょっと隙を確認して盗み見るだけなんだからバレないだろう」とタカをくくっている事が理由の一つとしてあがるだろう。さらに勉強をするにはしたが自信が持てず、ちょっとでもいい点数を出したいがために他の人の解答を見ようとする場合もある。これは普段からしっかり授業に出ているまじめな生徒にもありうることで、「まじめなあの子がカンニングした」事件の原因は、だいたい上記のような理由であることが多い。しかし考えても見てほしい。絶対に成功する保証もなく、もし不正行為がバレたら悪い点数をとった以上のリスク(不正行為を行ったことへの周囲からの悪評、どれだけ解答できていようとも確実に0点になるなど)が降りかかるのである。そこまでしてまでカンニングするくらいなら、いっそ正々堂々試験を受けて、悪い点数を取った方がまだマシではないだろうか? いい点数を取りたいのなら、普段からしっかり授業を受けてコツコツ毎日勉強すればいいだけなのだ。楽して得をしようとしても、それはほとんどうまくいかないという事を覚えておいてほしい。
なっさんのめぐみん日記
