佐渡・能登が世界農業遺産に!
自然を生かした伝統的な農業の保護などに努める地域を認定する「世界農業
遺産」に、日本から初めて新潟県佐渡市と石川県の能登半島が選ばれました。
FAO=国連食糧農業機関は、地域環境を生かした伝統的な農法や、環境に
配慮し、生物多様性が守られる地域社会の取り組みなどを後世に残すため、
9年前から「世界重要農業遺産システム」いわゆる「世界農業遺産」の制度を
始めています。「世界農業遺産」のことしの選考委員会が今週、中国の北京で
開かれ、日本からは初めて新潟県佐渡市と石川県の能登半島が認定されました。
認定の理由として佐渡市は、国の特別天然記念物であるトキを守るため農薬を
減らした稲作を進めるなど、自然と人間が共生する取り組みが評価され、
能登半島は、「能登の里山里海」と呼ばれる美しい棚田の風景や一年の豊作を
神に感謝する伝統行事「あえのこと」が、農家の間で今も息づいていることなどが
評価されたそうです。評価されました。
11日行われた認定証の授与式には、佐渡市の高野宏一郎
市長と能登半島の対象地域、4市4町を代表して、石川県七尾市の武元文平
市長が出席し、そろって認定証を受け取りました。佐渡市の高野市長は「これを
機に生物多様性が守られ、文化的な景観にあふれた島の農業を、今まで以上に
確固たるものにしていきたい」と話していました。
また、七尾市の武元市長は「豊かな自然と文化、それに古くからの農林水産業が
営々と続いてきた、この先人の積み重ねが改めて評価されたと思う」と認定の
喜びを語っていました。よかった!

