今日はサッカー日本代表、デンマーク戦ですね!
ぜひぜひ頑張って、勝ってほしい...!
なんだか、素敵ですよね。
W杯も、WBCも。
いつもはみんな違うことを考えて、ホントに単なる「他人」なのに。
こういう日だけは、みんなが同じことに関心を持って、ワクワクしてて、だから知らない人に対しても仲間意識が芽ばえてる。
だから勝っちゃったときなんかはもう、みんなして喜び合える。
いつもは冷たいのに。
素敵で、不思議な感じ。
いつもこうだったらいいのに...と思う半面、
いつもこうじゃないからこそ、こういう時にしっかりと喜び合える、とも思う。
特別が当たり前になってしまうと、人は感謝するのが下手になるから。
やかましい両親に。
いじわるな友達に。
蛇口からこぼれる水に。
背伸びして買ったジャケットに。
退屈な大学に。
全部当たり前だから、だから感謝するのってなんだか億劫だし、照れくさい。
でも別れの日が来たとき
なんでもっと大切にできなかったのだろう...
と絶対といっていいほど人は後悔する。
だけど、だからといって、
何をどうすれば大切にしたことになるのかなんて、今この時点の僕にはわからない。
当たり前を当たり前のように過ごせることは、それはそれで幸せなことです。
だから結局は、何か特別なことをするのではなくて。
気がついたときでいいから、しっかりと感謝できればそれでいいのだと思います。
当たり前を特別だと思うこと。
当たり前に感謝すること。
それはとても難しい。
だからこそ
ふとした瞬間にしっかりと「ありがとう」を口にしたい。
前置きのつもりが少し長くなってしまいました。
今回は、前回の最後に言いそびれてしまったインターンのことについてです。
今週末には締め切りも出始めていますね、インターンシップ。
僕は、大体のインターンの面接の日がBMW期間中とかぶっているので、基本的には出せません。
(あ、BMW期間中ってのは前回の日記を参照してくださいね)
ですが幸いにも電通・博報堂・ADKあたりは募集が遅いので、なんとかエントリーできそうでなによりです。
僕は断然広告が第一志望です。
志望理由も、入社してから何をし、何を身につけ、その先に何を成し得たいのかも
全て一応ですが決まっています。
しかしだからこそ、多くの友達や社会人の方には
色々な業界を見なさい、と諭されてしまいます。
これはインターンに限らず就活全般に言えることですが、本当にみんなこの時期から必死ですよね。
僕は行ったことありませんが、就活フォーラムは毎回満員御礼万々歳だそうで。
決して就活をなめているわけではありませんが、過度に意識しすぎるのもよくないことだと僕は思っています。
確かに色々な業界を見て自分の適性と合うところを探すことは大切です。
ですが無意味に周りに流されて、
とりあえず就活フォーラムに...
とりあえずインターンに...
という人はあまりにも多い気がします。
それがかならずしも悪いことだとは言いませんが、何を目的として行っているのかが重要だと考えています。
僕の場合、それは
「自分を知ること」
業界や業務を知ることが究極の目的ではありません。
なぜなら、少なくともこの時期のイベントはたいした情報量を含んでいないし、
なにより自分が自分のことを知らなさ過ぎる。
ゆえに職場環境を知ったところで、照らし合わせる自分が曖昧すぎるから意味がない。
自分を知るために、色々な業界を見てみる。参加してみる。
行動によって自分がどういう反応を示すのか、一種の鏡のようなものとしてフォーラムやインターンは利用したい。
どうせ参加するなら、そう考えています。
それと。
情報を集めること、就活対策に必死になってしまって
自分磨きが疎かになってしまっては本末転倒。
そうすることに費やした時間を少しでも自己投資につかえていれば
結局は就活本番になってアドバンテージを獲得できるんじゃないかな。
8の自分を8だけしっかりと見せられることは大事だけど、結局は
10の自分を9だけ魅せたやつが勝ってしまう。
潜在能力を高めておくことが重要だと考えています。
だから就活対策や情報探索はほどほどに。
インターンも、業務を知ることよりも成長できることに利用できるのであれば、利用したい。
つまり有名企業だろうがなんだろうが、1Dayで業務を知りましょうなんてのは時間の無駄なんじゃないかな。
ベンチャーなんかで面白そうなインターンはいくつかあって、だから参加しようか悩みます。
でも学校が忙しすぎて、面接が受けられない。
それでもBMW相手に戦略提案なんて面白いこと、そうそうできないから
こっちをとって良い経験をして、インターンはできなくても、それはそれでいいのかも。
(広告系のインターンに受かればいいけど...)
夏休み、暇になったら
海外旅行したり、学生団体で面白いことにチャレンジしたりできればいいな。
こうした自分にしかできないワクワクが、エピソードが、
自分というパーソナリティをより強く確立してくれるから。
ちなみにみなさんにとっての「成長」とはなんでしょうか。
僕は
「自分にしかできない経験をもとに考え、学び、決意することで
自分というパーソナリティを確立していくこと」
だと思っています。
後悔は成長を生みません。
反省して初めて成長に繋がります。
考え、学んだことを実際に実現できる必要はありません。
人は決意した段階で試行錯誤ができる。
そこから再び考え、学び修正することで、またチャレンジができる。
その繰り返しが自分を自分たらしめていくのだと思います。
それは成長と呼んでいい。
なぜならそれは、自分がこの世界と仲良くなっていく過程なのだから。
自分にとって納得のいく自分にたどり着くことが、人生のゴールなのだから。
だから
「この就活フォーラム意味なかった」
なんて言っている暇はない。
「このままずっと続けば...」
と思えるような当たり前が自分のそばにずっといてくれるように
成長していきたい。
僕が所属するマーケティングのゼミでは毎年、BMW Japanの協力の下
マーケティング戦略の企画立案とプレゼンテーションをBMWに対して行います。
約3週間、毎日朝から晩まで学校に通いつめ、チームで
問題意識の発掘、コアアイデアの創出、仮説の設定、実地調査、統計解析、モデル構築
を行い、最後に英語でPPTにまとめて発表。
本気の3週間。
かけがえのない経験をすることになるかと思います。
今日がそのKick off、BMW Japan本社に行って挨拶をしてきました。
とてもシンプルでクールな構造と内装を誇るオフィスは、街行く人々を見下ろすには十分すぎる高さに位置します。
しっかりとバリューのあるものを提案できれば、3週間後にこの場でプレゼンができる。
これから頑張らないと...。
実はこの前、ビックサイトで開かれたBMWの新作発表会に行ってきました。
やばい。めちゃめちゃかっこいい。
会場の雰囲気がものすごく非現実的で
ブランドの世界観がそのまま投影されるようにデザインされている。
神秘的な青い光の絨毯。
未来からこっそり連れてきたかのような、斬新でクールなコンセプトカー。
360℃、帯状になったスクリーンには、参加者が全て見渡せないことを全て承知で
一切の手抜きがないクリエイティブな映像が展開される。
あの日、あの場所にいることができたからこそ、
今こんなにもBMWを将来購入してやるんだという強いロイヤルティーが形成されている。
コトラーによれば、こうした現実社会に拡張したプロモーション展開を
「イベントと経験」
といいます。
生活者のブランドロイヤルティーを高めるために
ブランドの世界観を体現したかのような空間に生活者を巻き込み
製品だけでなくそのブランドそのもの感じてもらい
好感を抱いてもらうプロモーション。
ネットを基盤とした実体のない情報洪水時代に生きる僕らだからこそ
五感をふるわせるリアルなプロモーションが効く。
だからマーケッター側の焦点となるのは
いかにしてターゲットに選定した生活者を
イベントに参加させて、ブランドを体感してもらうか。
換言すると、
ターゲットがそのイベントに参加したくなるような心のトリガーを
いかに仕掛け、誘導するか
ここのコミュニケーションデザインがとても難しい。
話が脱線するのでこの話はまた別の機会にするとして。
ここまでクオリティーの高いイベントを
まだ車種やブランドへのこだわりやロイヤルティーが形成されていない僕らが経験する。
そりゃあ好きにもなるさ。
マインドシェア獲得という意味での、圧倒的な先発優位性。
思うに、今の製品の差別水準が素人目には区別がつかないほど高度化してしまっている。
だから、どのパソコンがいいのか、どの車が優れているのか、どの携帯が使いやすいのか...。
正直買ってみないとわからない。
だから無理して知識を身につけて、比較購買しようとはしない。
むしろ自らの内に独自の判断基準を設ける。
むかしは「みんなもってる」だった。
だけれど今は「かっこよさ」なのかもしれない。
日本では、農民時代から現代教育にいたるまで
重視されてきたのは協調性、従順性。
もっというと
「みんなと同じで代替可能な、透明な存在であること」
農作や大企業で成果をあげる際に
求められるものは同じだということ。
だから教育プログラムや組織の風土も
ひたすら協調性と従順性を育むように組まれている。
むかしはそれでよかった。
農作物が豊潤に実り、所得が倍増し、幸せを物理的な指標で感じ取ることができた時代までは。
だけど、今は違う。
我慢と勤勉が、必ずしも幸せをもたらさなくなった。
すると国民は、自ら進んで受け入れてきたアイデンティティの喪失に反発し始め
「世界に一つだけの花」に熱狂し
拡大し続ける情報社会で発言力と自己表現欲を高めながら
個性を求めるようになった。
こういう時代の人々は
だからカリスマ的な要素をはらんだものに弱いのだろう。
それは中田英寿であり、本田圭介であり、亀田兄弟であり、iPhoneだ。
彼等には圧倒的な個性がある。
「どれもたいして機能は変わらない」と製品が知覚される今、
製品に付与されるストーリーやデザインが、競争を勝ち抜くヒントになる。
そしてさらなるマーケティング課題は、その差別性をいかにして生活者に伝えるか。
伊右衛門やTSUBAKIみたいに、製品開発の段階からマーケティングがからんでるといいんだろうな。
あらら。
またいつの間にか脱線。
ようは、こんなかっこいいBMWのブランド体験、大概の学生は経験すれば好きになるってこと。
BMWはカリスマ的にかっこいいのだから。
ただ、現在のプロモーション手段では、その伝達が難しい。
学生に感動的なブランド体験をさせるのはどうすれば可能だろう。
例えば、映画館を利用するのはどうだろう。
予告編の時間を買い取って、その時間いっぱいをBMWのプロモーションにつかう。
大画面、照明パフォーマンス、臨場感たっぷりの音響、隔離された時間。
非現実で感動的な時間を、ターゲットを絞って演出できる。
...ま、現実的な問題はわからないけど。。
そんなことをぼんやりと考えつつも、取り組むテーマは
「衝動買い」
いったいどんな金持ちがBMWを衝動買いするんだ。。
そんなわけで、朝から学校に入り浸り。
しかしこの3週間に間に、インターンの面接やらが立て込んでる。
BMWを優先するか、インターンをとるか。
この時期に大事なことってなんだろう。
このあたりのことについては、長くなってしまったのでまた次回。
※写真が2枚あったりと不手際があったので修正いたしました。(6/24)
マーケティング戦略の企画立案とプレゼンテーションをBMWに対して行います。
約3週間、毎日朝から晩まで学校に通いつめ、チームで
問題意識の発掘、コアアイデアの創出、仮説の設定、実地調査、統計解析、モデル構築
を行い、最後に英語でPPTにまとめて発表。
本気の3週間。
かけがえのない経験をすることになるかと思います。
今日がそのKick off、BMW Japan本社に行って挨拶をしてきました。
とてもシンプルでクールな構造と内装を誇るオフィスは、街行く人々を見下ろすには十分すぎる高さに位置します。
しっかりとバリューのあるものを提案できれば、3週間後にこの場でプレゼンができる。
これから頑張らないと...。
実はこの前、ビックサイトで開かれたBMWの新作発表会に行ってきました。
やばい。めちゃめちゃかっこいい。
会場の雰囲気がものすごく非現実的で
ブランドの世界観がそのまま投影されるようにデザインされている。
神秘的な青い光の絨毯。
未来からこっそり連れてきたかのような、斬新でクールなコンセプトカー。
360℃、帯状になったスクリーンには、参加者が全て見渡せないことを全て承知で
一切の手抜きがないクリエイティブな映像が展開される。
あの日、あの場所にいることができたからこそ、
今こんなにもBMWを将来購入してやるんだという強いロイヤルティーが形成されている。
コトラーによれば、こうした現実社会に拡張したプロモーション展開を
「イベントと経験」
といいます。
生活者のブランドロイヤルティーを高めるために
ブランドの世界観を体現したかのような空間に生活者を巻き込み
製品だけでなくそのブランドそのもの感じてもらい
好感を抱いてもらうプロモーション。
ネットを基盤とした実体のない情報洪水時代に生きる僕らだからこそ
五感をふるわせるリアルなプロモーションが効く。
だからマーケッター側の焦点となるのは
いかにしてターゲットに選定した生活者を
イベントに参加させて、ブランドを体感してもらうか。
換言すると、
ターゲットがそのイベントに参加したくなるような心のトリガーを
いかに仕掛け、誘導するか
ここのコミュニケーションデザインがとても難しい。
話が脱線するのでこの話はまた別の機会にするとして。
ここまでクオリティーの高いイベントを
まだ車種やブランドへのこだわりやロイヤルティーが形成されていない僕らが経験する。
そりゃあ好きにもなるさ。
マインドシェア獲得という意味での、圧倒的な先発優位性。
思うに、今の製品の差別水準が素人目には区別がつかないほど高度化してしまっている。
だから、どのパソコンがいいのか、どの車が優れているのか、どの携帯が使いやすいのか...。
正直買ってみないとわからない。
だから無理して知識を身につけて、比較購買しようとはしない。
むしろ自らの内に独自の判断基準を設ける。
むかしは「みんなもってる」だった。
だけれど今は「かっこよさ」なのかもしれない。
日本では、農民時代から現代教育にいたるまで
重視されてきたのは協調性、従順性。
もっというと
「みんなと同じで代替可能な、透明な存在であること」
農作や大企業で成果をあげる際に
求められるものは同じだということ。
だから教育プログラムや組織の風土も
ひたすら協調性と従順性を育むように組まれている。
むかしはそれでよかった。
農作物が豊潤に実り、所得が倍増し、幸せを物理的な指標で感じ取ることができた時代までは。
だけど、今は違う。
我慢と勤勉が、必ずしも幸せをもたらさなくなった。
すると国民は、自ら進んで受け入れてきたアイデンティティの喪失に反発し始め
「世界に一つだけの花」に熱狂し
拡大し続ける情報社会で発言力と自己表現欲を高めながら
個性を求めるようになった。
こういう時代の人々は
だからカリスマ的な要素をはらんだものに弱いのだろう。
それは中田英寿であり、本田圭介であり、亀田兄弟であり、iPhoneだ。
彼等には圧倒的な個性がある。
「どれもたいして機能は変わらない」と製品が知覚される今、
製品に付与されるストーリーやデザインが、競争を勝ち抜くヒントになる。
そしてさらなるマーケティング課題は、その差別性をいかにして生活者に伝えるか。
伊右衛門やTSUBAKIみたいに、製品開発の段階からマーケティングがからんでるといいんだろうな。
あらら。
またいつの間にか脱線。
ようは、こんなかっこいいBMWのブランド体験、大概の学生は経験すれば好きになるってこと。
BMWはカリスマ的にかっこいいのだから。
ただ、現在のプロモーション手段では、その伝達が難しい。
学生に感動的なブランド体験をさせるのはどうすれば可能だろう。
例えば、映画館を利用するのはどうだろう。
予告編の時間を買い取って、その時間いっぱいをBMWのプロモーションにつかう。
大画面、照明パフォーマンス、臨場感たっぷりの音響、隔離された時間。
非現実で感動的な時間を、ターゲットを絞って演出できる。
...ま、現実的な問題はわからないけど。。
そんなことをぼんやりと考えつつも、取り組むテーマは
「衝動買い」
いったいどんな金持ちがBMWを衝動買いするんだ。。
そんなわけで、朝から学校に入り浸り。
しかしこの3週間に間に、インターンの面接やらが立て込んでる。
BMWを優先するか、インターンをとるか。
この時期に大事なことってなんだろう。
このあたりのことについては、長くなってしまったのでまた次回。
※写真が2枚あったりと不手際があったので修正いたしました。(6/24)


