こんばんは!りょうぞうです。
今回は論文ではなく、プライマリケア認定薬剤師について書きます。
なぜ書こうと思ったか、それは今週末8月27日にプライマリケア認定薬剤師認定試験が行われるからです
りょうぞうは受けないのか?と疑問に思われる方も思われない方もいらっしゃるかと思いますが、私はまだ受審資格の研修単位を20単位しか持っておりません
薬剤師の認定資格は『がん薬物療法認定薬剤師』や『感染制御認定薬剤師』など専門的な認定薬剤師は病院勤務の薬剤師でないと取得が難しいものが多いです。
薬局勤務の薬剤師で取得可能な認定資格は『研修認定薬剤師』や『実務実習指導薬剤師』や『漢方薬・生薬認定薬剤師』などがあります。
その中で薬局薬剤師による在宅業務が増えている昨今人気の認定資格が『プライマリケア認定薬剤師』です
ということで今回は来年(または再来年)受審を目指すプライマリケア認定薬剤師を取得するにはどうしたらよいか、確認してみます。
受審資格
a. | 申請時取得総単位数は50単位以上であること(要綱第2章、第6条1による) 認定単位取得が複数年にわたるときは、各年継続して認定単位の取得があることを研修認定単位台帳貼付の認定単位で確認のこと。 申請に際し、最初の認定単位取得日から申請時最終の認定単位取得日までが4年以内であること。 申請時にいつを最初・最終とするかは申請者が決め、4年間50単位以上であること。 (申請の50単位には見学実習8単位を含めてよい) |
b. | 必須領域認定単位は20単位あること(細則第1章、第1条2による)。 単位内容は3.必須領域受講報告書(様式 認定薬-3)で報告すること。 |
c. | 本会主催研修会と本会関連の指定講座の単位数は、オレンジ色の本会の受講証(認定単位)単位数の合計と一致すること。c.の項目における集計では見学実習8単位を含めないこと。 |
d. | 見学実習の単位は8単位あること(細則第1章、第1条3による)。 実施先、担当医師名を記入。 |
”日本プライマリ・ケア連合学会”より引用
りょうぞうは研修認定薬剤師しか持っておらず、地域の薬剤師会の研修会やeランニングで取得可能です。
プライマリ・ケア認定薬剤師は主にプライマリケア連合学会の研修会で単位を取っていくことになります。
大体1時間30分あたり1単位となっており、りょうぞうがよく参加する研修会は1日で6時間の研修会で4単位を取得しております。
この研修会を休日を利用して受講しておりますが、内容はとても面白く、新鮮で、刺激的で薬剤師としてとても自己研鑽になる内容です。
特に名郷先生や南郷先生のEBM初心者向けの研修会も毎年行われていて、大変勉強になります。
ほかにもプライマリ・ケア連合学会のeランニングでも単位を取得することが出来ます。
研修会も主に都内で行われることが多いため、50単位というのは地方出身者にとってはハードルが高いものとなっているのではないでしょうか。
そんななか、手っ取り早く2日間で10単位以上を取得できるチャンスが年に一度だけあります!
それが”プライマリ・ケア連合学会学術大会”
こちらに参加することで1日3単位、2日で6単位取得できます。
さらにワークショップに参加することで1単位ずつ取得できます。
学術大会に参加して、ワークショップに4回参加することで10単位取得することが可能です。
今年は5月に高松にて開催されており(アクセス悪すぎ)
来年は6月16日~17日に三重県にて開催予定です(こちらもアクセスがちと悪い)
ちなみにワークショップはすぐに埋まってしまうため、受付開始したら迷わず申し込みましょう!
受付開始したらまたアナウンスしたいと思います。
そして新規申請の場合は必須の単位があります。
それが”見学実習”
この見学実習は実際にプライマリケア医の医療機関での実習となります。
半日で1単位のため8単位取得には合計4日間の実習が必要となります。
ちなみにこの見学実習を申し込むためにはすでに30単位取得していることが条件となります。
初めて見学実習に行くときはとても緊張しそうですね
この研修単位を50単位(見学実習の8単位を含めてもよい)を4年間で取得することがプライマリケア認定薬剤師の受審条件となります。
このように正社員で働きながら1年間でプライマリケア認定薬剤師を取得することはなかなか困難ではありますが、来年または再来年取得を目指して頑張ります!
プライマリケア認定薬剤師を目指す皆さまも一緒に頑張りましょう
ちなみに認定試験では筆記試験があります。
事前提示例題がこちら
http://primary-care.or.jp/nintei_ph/pdf/reidai2015.pdf
プライマリケア認定薬剤師なだけに出題範囲はとても広そうです
そこで勉強に活用する教材がこちら
プライマリケア認定薬剤師を取得するためにはまだまだ道のりが遠そうですが、一歩ずつ着実に学んでいき、薬局薬剤師として地域に貢献できる薬剤師を目指して頑張ります!
まとまりのない内容になってしまいましたが
最後までお読みいただきありがとうございました