猟期前になりますが、北部地区の各支部でキジの放鳥が行われました
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キジの放鳥、見たことはあるでしょうか?
以前は植樹祭の開会式のセレモニーなどで子供達による放鳥が行われていましたので、見た方もいるかも知れません(このキジは猟友会が寄付したりしていました)
最近の植樹祭では放鳥はあまり行われなくなっており、一般の方々が見る機会はほとんどなくなっています
しかし、猟友会としての放鳥は、各地区の会員さんの協力により引き続き実施しています
なお、予算の関係もあって、一年ごとに県下4エリアを順番で実施しており、今年は長野地区と北信地区の番となりました
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放鳥するキジは人工養殖されたもので、業者さんからこんな形で届きます(箱の中は十字に区切られていて、♂♀が2羽づつ入っています)
なお、養殖業者さんは現在県下に1件しかありません(昭和の終わりには10件あったのですが、皆さん廃業してしまって)
これを各地区で持ち帰って、環境の良い場所を見繕って放鳥します
長野地区、北信地区1日づつ、2日に渡っての放鳥でしたが、どちらも快晴
青空のもと元気に飛んでいきました
なお今回、長野市豊野地区では小学校の子供たちも交えての放鳥となりました
大人気でした
野鳥を近くで見るいい機会になったと思います(最近、植樹祭等での放鳥がないですし……)
全部で12羽、子供たちの歓声に驚いたのか校舎に突っ込んで動かなくなったキジもいましたが、会員が持ち帰って元気になってから山に放しました
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キジの放鳥事業については、狩猟鳥獣の保護増殖を目的とし、昭和46年に策定された全国で毎年10万~15万羽を放鳥するという国の指針に基づき本格的に始まったものです(養殖技術があるのはキジ、ヤマドリ、ウズラくらいなので狩猟鳥獣の代表として、国鳥でもある「キジ」なのかなと思います)
昭和60年には全県で5,000羽を放鳥していましたが、近年は県や大日本猟友会からの助成もなくなり、最近はボツボツと200羽ほどを猟友会の単独事業として実施しています
ちなみにサル🐵とイヌ🐕の絵文字はあるのに、なんでキジの絵文字は無いんでしょう??
桃太郎さんが怒るのでは