未来への継承-希望をつなぐため-改変版
子「どうして人を殺しちゃいけないの?」
父「んっ!?」
子「なんで人を殺すことがいけないの?」
父「またお前は難しいことを言うな・・・。じゃあ何で人を殺すと思う?」
子「ナイフ・・・?」
父「違うよ!目的のことを聞いているんだ!どうして人を殺すんだ?」
子「えーと、その人が憎いから・・・?」
父「それもあるだろうな」
子「じゃあいいじゃん!せいせいするよ!」
父「お前・・・。過激だな・・・」
子「違うの?」
父「確かにどうしても憎い人がいるだろう。だがな、殺した後どうなると思う?」
子「捕まる」
父「そうだ!人一人殺すと人生棒に振ってしまう。」
子「そんなの何らかの理由があれば罪も軽減されるじゃん!」
父「お前・・・。でもな、これはお前一人の問題じゃない」
子「どういうこと?」
父「周りだよ」
子「ま・わ・り?」
父「そうだ。例えば人を殺した側の家族・・・どう思う?」
子「周囲からのバッシング・・・マスコミによる攻撃・・・慰謝料・・・」
父「そうだ。いくら理由がどうであれ迷惑がかかってしまうな」
子「うん」
父「それに身内を殺された側はどうだ?」
子「恨み・・・悲しみ・・・絶望・・・」
父「そうだ。憎しみが憎しみを生み、混沌とした世界になるだろうな。もちろん自分自身の人生にも大きな影響を与える。たとえ殺して良かったとその時は思っても、刑期が終わった後・・・これが大変だ」
子「そう・・・だね」
父「それでも人を殺したいと思うか?」
子「でも・・・よっぽど憎かったら・・・やっぱり」
父「そうか。それがお前の答えか!」
子「~ッ!?」
父「あのな。そりゃあ人を憎く思う気持ちは分かる。だがな、そんな世界お前だって嫌だろ?」
子「できればみんな仲良くしたい・・・」
父「そんなの無理に決まってんだろおおおおお!!!!」
子「・・・~ッツゥ!!??」
父「人にはみんな欠点があるんだ。だからこそ我慢しなければならない」
子「そ、そんな・・・」
父「短所を見るんじゃない、長所を見ろ!」
子「で、でも・・・」
父「いいか、未来ってのは誰がつくる?」
子「ぼぼぼ、僕たちが・・・」
父「そう。お前達、そしてお前達の子供・・・そしてそのまた子供が未来をつくっていく」
子「だから何なのさ?」
父「未来・・・あえて希望と言おう。その希望を閉ざさないためにも、人を殺してはいけない。憎しみは憎しみを生むだけだ。それを継承させちゃダメなんだ!未来を・・・希望を輝かせるために!」
子「・・・」
父「それに人生なんて一度しかない。憎いヤツのために自分の人生めちゃくちゃになるなんて最悪だろ?」
子「・・・」
父「いくら憎い人間がいたとしても、自分の為、未来のために絶対人を殺すんじゃない!わかったか!」
子「じゃあ死刑は何故いいの?」
父「・・・。死刑ってのはまた別ものだ」
子「why?」
父「欧米か!」
子「・・・」
父「・・・。まあアレだ。死刑囚ってのは殺人を無慈悲で行っているだろ」
子「はあ・・・」
父「人の命の重みが分からないんだ」
子「はあ・・・」
父「その重みを分からせる為に、“死”という同等の罪を与えることによって理解させるんだ」
子「あ、そう・・・」
父「そして死刑を見た人は、自然に人を殺すことはよくないって思えてくるんだよ。それが死刑囚が我々に残してくれる財産なんだ!それを大切にしないといけない。」
子「へぇ~・・・」
父「1へぇ~か・・・」
子「今どき“トリビアの泉”は古いよ」
父「・・・・・」
子「・・・・・」
父「命に・・・命に不必要なものなんてないんだ!全部の命に意味があり、尊きものなんだよ」
子「だから命を大切にしろと?」
父「ああ。そうさ」
子「なんだか難しいよ・・・。まとめると結局どういうことなの?」
父「つまりまとめると・・・、人を殺しちゃだめなんだよ」
子「なんちゅうまとめじゃ!」
完
あとがき。
まずは変な文章でごめんなさい。
え~、やっぱ命って大切なんじゃないかなーと。
憎いヤツがいれば殺せばいい?
what?
自分が良いと思うなら殺せばいい?
what?
そんなの間違ってると思うよ。
だいたい、普通に考えて殺しちゃだめでしょ。
「だったら理由言ってみろ!」
とか
「説明も出来ないのに人殺しは間違ってるとか言うな!」
とか
そんなこと言うレベルではないと思う。
“命”なんて語れるものじゃないよ。
俺の結論として考えた末に出てきたもの。
それは「殺しちゃだめ!」ってこと。
ただそれだけ。
答えはないのかも知んない。
でも・・・
「殺しちゃだめ」
それが俺の答え。