新宿梁山泊BLOG -789ページ目

小林由尚です

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さて、順調に稽古が進んでいる「宇田川心中」ですが、最近ちょっと問題が・・。急な気温の低下のせいか、体調を崩してしまう人がちらほら増えてきました。
みなさん体調管理だけは気をつけてくださいね。


こちらの写真は稽古場の廊下です。いつも皆さんがタバコを吸ったり、セリフ合わせしたり、談笑しております。

秋ですね~

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今日は寒かったですねダウン
台風なんか嘘みたいに今は静かにそよ風が吹いています三日月きらきら!!

宇田川心中の稽古はというと…

着々と進んでおりますキラキラキラキラ

今日は一幕の終わりの場面に入っていきました晴れ

歌に詩に盛り沢山になって、ここの場面だけで一つのお芝居が出来そうなくらいですニコニコ

時代物なのに、新しい要素が沢山あって、出演している私たちもわくわくしてしまいます音譜音譜

でも、今は季節の変わり目で体調を崩さないように、栄養をしっかりとりたいですね!!!


A組ゆり役のでんだけいなでしたっっ!!!

新宿梁山泊・劇団1980合同公演『宇田川心中』情報!!

劇団1980・新宿梁山泊 合同企画公演
宇田川心中
UDAGAWASHINJU

新宿梁山泊BLOG
作:小林恭二   演出:金守珍
2009年11月7日(土)~22(日)
9日(月)、10日(火)、16日(月)、17日(火)は休演
毎夜19:00開演 受付は開演の1時間前。開場は開演の30分前
場所 青山公園南地区広場特設テント
■料金 【自由席は日時指定 整理番号付き】
    前売り◎椅子席(指定席)¥3,800円
          桟敷席(自由席)¥3,000円
    当日 ◎桟敷席(自由席)¥3,300円
    学生 ◎桟敷席      ¥2,500円(前売・当日共)
    ※学生チケットは当日、受付にて学生証の提示を願います。
■前売予約受付開始 9月28日(月)
■キャスト
柴田義之、藤川一歩、山本隆世、翁長論、木之村達也、八代定治、小出康統、湯澤俊典、上野裕子、室井美香、山田ひとみ、大久保美和、井野戸芙美、海老根寿代、吉田美咲、金守珍、広島光、ムンス、染野弘孝、小林由尚、三浦伸子、渡会久美子、水嶋カンナ、ぺいみひゃん、南かおり、傳田圭菜、今井和美、鳥山昌克、田村泰二郎、松田洋治、亀田佳明、今村美乃、申大樹、和田哲也、末松千裕、石川慎ニ、藤田傳
■スタッフ
舞台監督:伊藤郷生 / 照明:泉次雄+ライズ / 作曲:大貫誉 / 音響:N-TONE / 衣裳:佐々波雅子 / 振付:大川妙子 / 殺陣:佐藤正行 / 美術:大塚聡 / 美術協力:宇野亜喜良、野村直子 / ヘアメイク:川村和枝(P.bird) / 写真:宮内勝 / 宣伝美術:宇野亜喜良(絵)、福田真一(デザイン)、山本隆世 / 企画制作:柴田義之、三浦伸子、眞山陽一郎 / 制作協力:J・S・K / 主催:劇団1980、新宿梁山泊 / 後援:港区、TBSラジオ&コミュニケーションズ
協力:大塚聡アトリエ / (有)ライズ / 暁設計 / 双葉鋼業 / 武人会 / 唐組 / 大須賀博 / アルファエージェンシー / アクトレインクラブ

百五十年前の渋谷・道玄坂。宇田川の畔で出逢った若い男女。二人は求め合い、引き裂かれ、異界を駆け、運命を知り、そして愛を誓う。永久にも近い時間を隔てて尚、再び出逢う約束。今生の命を捨てて―――
情念とロマンを明快に、且つビジュアルに放電する金守珍の演出、そして新宿梁山泊。社会底辺の“人間臭さ”を体現しながら、現代日本を痛烈な風刺でえぐり出す劇団1980。二つの演劇集団が合同企画で立ち上げた鮮烈な舞台。
演目は、三島賞作家・小林恭二の長編戯曲『宇田川心中』。“半径3メートルの小説”と譬喩される現代小説の現状に対して、自身がその作家活動の中で実践する“物語性の創造”を、今回の上演に託した小林恭二の初戯曲である。
資性の異なる脚本+演出+俳優が結集し、さらに「青山公園=青山墓地下」という大都会の異界に劇空間を置き、「小屋者」「河原者」を起源とする“芝居者”の精神を改めて立脚点としながら、カブキ的なる盛大な虚構の中に、普遍的真実(ドラマ)を吹き込んだ“日本の物語”をお送りするものである。

小林恭二 kobayasi Kyouziプロフィール
1957年兵庫県西宮市生まれ。東京大学文学部卒業後、本格的に小説に取り組む。84年「電話男」で第三回「海燕」新人文学賞を受賞。「迷宮生活」「小説伝・純愛伝」「ゼウスガーデン衰亡史」と話題作を発表、「小説伝」は第九四回芥川賞候補に、「ゼウスガーデン衰亡史」は第一回三島賞候補となる。98年「カブキの日」で第十一回三島賞を受賞。2005年より専修大学文学部教授。その他の著書に「俳句という遊び」「モンスターフルーツの熟れる時」「本朝聊斎志異」「歌舞伎通」「心中への招待状」など。