こんばんは

 

今日は誰もが一度はタイトルを聞いたことがあるこの作品

 

でもタイトルを知っていても中身を知らない人が大多数だと思いますので簡単に紹介します

 

主人公は初芝電産株式会社(モデルは松下電器、現パナソニック)に勤めるサラリーマンが課長に昇進するとことから物語が始まります

 

この島耕作はその後に様々なトラブルを解決しながら昇進して部長→取締役→常務→専務→社長となります。その度に漫画のタイトルも変わり社長になったときにはヤフーニュースにもなりました、ちなみに今は会長です

 

しかし、私は中間管理職時代の課長島耕作が一番面白いと思っています

 

ソニーやサムスンなどとシェア争いしたり、中国に進出したりと役員時代も面白いですが、課長時代は時代を感じさせてくれます。役員の派閥争いも実に面白いです

 

近年はドラマで半沢直樹が大ヒットしましたが、あれを面白いと思った方は島耕作も面白いと感じるのでは

 

この作品は嫌な上司が続々と出てきますが、素晴らしい上司も存在します。その代表が中沢さんです。実に豪快で器の大きい人です。

 

そんな中沢さんの一番好きな場面ですが、初芝の宣伝部が作ったカレンダーが欠陥品で回収したためお客様に年内に配布できませんでした。課長の島耕作が大阪の業者に部長の中沢さんと同行して新年会に顔を出して謝罪に行く場面です

 

最初に謝罪をしてその後は酌をしてまわっていると、酔った業者に裸踊りをしろと言われます

 

もちろん島は冗談じゃない!絶対やらない!とだんまりを決め込むのですが、業者が怒りその場の空気が悪くなります、それに気づいた中沢部長が

ちなみに中沢さんは初芝本社の部長で、いくら自社製品を扱う販売代理店に対してとはいえ呼び出されて男芸者をするようなクラスの人間ではありません

 

この後の島と二人でおでんの屋台での会話も胸にしみます

中沢さんが自分の新人時代について少し語りますが、「マルクスもケインズもふっとんだよ」 というセリフが印象的でした

 

決して地味ではないサラリーマン漫画です、ぜひ読んで見てください!!

 

ちなみに中沢部長は後に社長になります

 

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