昨日来の今季一番の寒さの中、妻と一緒に秩父夜祭へ。


寒さ対策フル装備で15時に出発。


西日で眩しい44号線、皆野を過ぎて秩父夜祭臨時駐車場の秩父二中の校庭駐車場へ。


16時に到着。平日のせいで車が少ない。













本町屋台の17時の出立を見送って秩父神社へ。


そしてその前に祭りの開始を、今か今かと待っている下郷の傘鉾へ。


友人のK君の紹介で知り合ったA氏に御挨拶。


下郷傘鉾のお祭りの行事役。もう70を過ぎていると思う。


下郷の会所に帰るのは明け方近くの4時頃とか。


いやはや、びっくり。まだお祭りは始まったばかり。


足元は白足袋で草履。今夜は確か気温は1度近くになりそうだと言うのに。


元気いっぱいの人でした。


秩父夜祭は傘鉾は2基。後の4台は歌舞伎も出来る屋台。


曳手の女の子も元気いっぱい。


昔の曳手は男子だけだったのだが。いつの間にか何処の街の屋台、笠鉾もキャピキャピの若い女の子が勢ぞろい。


会所に帰るまで酔っぱらわないで頑張ってください。


秩父神社の境内の神馬小屋には今日、神幸行列に出るお馬さんが二頭、見物客に頭を撫でながらじっと出番を待っていた。


近くの牧場の馬らしい。一頭の馬の名前は、ジャック.ダニエルだった。


えーっ、バーボンウイスキーの名前じゃないの。


だとすると来年の馬の名前はIW,ハーパーか?笑える。


NHK連ドラ、マッサンにあやかって洒落た事をしたなって感じだった。


狭い番場通りの人込みをかき分けて毎年そこで休憩するベルクの広場へ。


屋台の美味しそうな焼きそばと熱々の豚汁で夕食。


屋台の焼きそばは必ず女性の作っている焼きそばにしている。今夜もそう。大当たりだった。


年老いた優しそうな多分父親と娘が作っていた焼きそば。


売れる焼きそば屋台は常に熱々。冷めないうちに売れてしまうから。


パックから、はみ出さんばかりの出来たての大盛り焼きそば。¥400.


一口食べたら美味しいので、もう一つ妻が買いに行った。


豚汁も熱々で湯気が立っている。¥300.


夫婦で、ふうふう言いながら、むしゃぶりつく。


まじ、目茶苦茶美味しかった。今風なら「めっちゃおいしかった」かな。


途中の猪肉屋さんの店頭には獲れたばかりの猪が後ろ脚を結われて逆さまに吊るされていた。小さい子が驚いて見いっていた。


まあ、これからの猪鍋は美味しいから。












目の前の秩父屋台囃子のステージでは屋台囃子の真っ最中。


それを見ながら豚汁をすすり、焼きそばを食べる。


今夜のお祭り、見るのは13番札所慈眼寺の西側にした。


ところが、なかなか屋台がやって来ない。


最初にやって来たのが19:50。19時に秩父神社を出て結構時間がかかる。


立派な中近の笠鉾が一番にやって来た。


その前に神幸行列。


神輿を先頭に各町内の高張り提灯の行列が続く。


中には芸者さんも、そして三味線を担いでいる女性達も。


秩父神社の神官達も続く。


最後に先ほどの神馬二頭がゆっくり歩いて来る。


昔は屋台笠鉾の神幸の後だった。


だから、お馬さん達も全力で走っていた。


行列に追いつくと一休み。そして前が開くと又疾走。そんなお祭りだった。


いつのまにか最初に秩父神社を出てお旅所に向かう事になったみたいだ。






















それと秩父の寒空に打ち上げられる冬花火の綺麗な事。


夏の花火と違って空が透き通って綺麗だから見物客みんな花火が打ちあがる度に大歓声。


最後の屋台が団子坂を上がりきると、それこそ花火のクライマックスなのだが。エネルギーが切れそうなので帰る事に。


名残惜しくも今夜は21時に駐車場の冷え切った車のエンジンを掛けた。


外気温は2度だった。


秩父市内の西側の巴川橋を渡ってすぐに右折。


佐久良橋、秩父公園橋を右に見ながら尾田蒔の信号を抜けて寺尾に出て本庄方面に向かう。


皆野高校を左手に見て国神の信号を左折。


そして左に曲がると満願温泉、34番札所水潜寺。そこの信号を右折して児玉を通って22時に帰宅。


炬燵に潜りこんで暖まる。一年楽しみにしていた秩父夜祭ももう終わり。また一年後だ。


今回はビデオカメラ一台だけ持って行ったから、静止画像はビデオの静止画像。だから画質がいまいち。枚数も多くは撮れなかった。


まあ、ユーチューブでアップすれば良いのだけれど。

それも面倒くさい。