あっという間に13日経ってしまった。


亡くなった夜は妻と川の字になって寝た。


そして静かな朝を迎えた。
「いわゆる」と頭に付く、団塊世代の男の日常。







雪道を火葬を終えて小さな骨壷を抱いて帰って来た。


いつもならワンワン言って大喜びで迎えてくれるのに。しんと静まり返った寒い部屋。


2,3日して妻が一人で散歩。


いつも通る黒いワンちゃんのいる家。


「チーちゃん、どうしたの?」。。。。。」「亡くなったの。。。。」


飼い主のご婦人が涙をぽろぽろ流して泣いてくれたそうです。


ワンちゃんもいつも以上に抱きついて来て涙に濡れた顔をぺろぺろ舐めてくれたそうです。


近所の仲良しワンちゃんのお父さんも公園で泣いてくれたそうです。


近くのワンちゃんと、とっても仲良しのチーキーでした。


人がとても大好きなチーキーでした。


今はリビングでお地蔵さんと仲良しです。




「いわゆる」と頭に付く、団塊世代の男の日常。