今日は、貯蓄型保険について一緒に考えていきたいと思います。
貯蓄型保険とは、お金が貯まる保険です。
そのままなんですけど・・・
代表的な保険は以下
・終身保険
・養老保険
・個人年金保険
この仕組みを使って各社いろいろな名前で販売してます。
とにかく、お金が貯まってるものは貯蓄型保険です。
こんな機能です。
□解約返戻金:解約するとお金が戻ってくる。
□契約者貸し付け:貯まっているお金を引き出すことができる(利息はかかります)
おおまかには、こんな感じです。
それでは、この貯蓄型保険は必要かどうか。
結論
お金の勉強も面倒、でも貯金できないから何かやったほうがいいか
この考え方の人であれば、加入しててもいいかも。
昨日ブログで書きましたが、人間の基本的弱さの一つに
お金を貯めようとする意識に欠ける
とあります。
基本的にお金を貯めるのが苦手で、使って余った分が貯金されている方が多いです。
貯金しなきゃいけないのは、わかっているんです!
貯金の目的が定まってないんですね。
●旅行に行く
●車買う
●家買う
●教育資金
身近にあることは貯金できますよね。
「そこそこお金貯まってるから、ちょっと旅行にいこうか!」
こんなのもあると思います。
人は、貯金が苦手なんです。
当てはまってる人いますか?
昔の私は、これよりひどかったです。
お金が無限に入ってくると思ってましたから・・・貯金なんてそもそも考えなかった。
さて、SNSやYouTubeでは貯蓄型保険は、ぼったくり保険と言われてますよね。
これは、自分で投資信託や株、債券、不動産など資産形成の勉強をして実践している
人には手数料や信託報酬がめっちゃ高い貯蓄型保険は、ぼったくりと言われて仕方なし。
銀行窓口や人を介して買うものは、手数料が高いのは仕方ないです。
手数料等が高いのは、ネット証券等を使って自分で完結できるものと比べてです。
比べるものがなければ、それが高いかどうかわかりませんよね。
でもですよ。
そもそも、お金を貯めることが苦手で残っているものが貯金の人はどうでしょうか。
たとえ、手数料が高いといわれても何もしてなければ残らないんですよ。
元本割れとかいわれても、やっていなければそもそもお金が貯まってないわけで
元本もなにもありません。結果、少しでもお金が残ってれば無くなってるよりは、まし!
これを踏まえて、貯蓄型保険はいるかどうか。
勉強が面倒であれば、貯蓄型保険を考える。
です。
貯蓄型保険のメリットは保障がついている!
これにつきます。
さらに、知らないうちにお金が貯まってる!
ただし、デメリットもしっかり話を聞いてからですよ。
デメリットを話をしない、営業マンから加入してはいけません。
結局こうなります。
だまされた、損した!
先ほども書きましたが、何もしてなければそもそも、保険に貯まっているお金ですら
無くなってたわけですから、ないよりはマシだと思ってください。
私のお客様でも、加入時はお金のことはほとんど勉強もせず
考えたくもないって方がいらっしゃいました。
終身保険で一生涯の保障を持ちながら貯蓄をして、保障の不足分は掛け捨てでカバー。
あれから月日がすぎ、ご自身で投資信託の勉強を始めたと連絡があり
終身保険は払い済みにし、終身保険分の不足保障を掛け捨てで追加。
(払い済みとは、保険料の支払いを止めて保障を持つ方法。保険金額は当初契約より下がります。)
資産形成をアドバイスして、ご自身で決めて投資信託をやってます。
人の考えは変わります。
今はそうでも、年月が経てば情報を収集して資産形成や貯金を始めていきますよ。
このブログを読んでる方も、勉強中の人が多いと思います。
貯蓄型保険は人によっては悪くありません。
何度も書きますが、何もしなければお金が残ってないんですから。
私の体験談
私も、貯金ができていなかったんですが、実は終身保険に2つ加入してました。
変額終身保険(低解約)です。
この保険に加入したのは母親の知り合いの保険屋さんでした。
低解約型とは、ざっくり書くと保険料の支払い中は解約返戻金が抑えられ、払い込み完了後に
返戻金が膨れ上がるそんなイメージの保険です。
でも私の支払いは90歳!だったと思う。
そんなあほな・・・
返戻金も立ち上がらず、そこまで保険料を払い込むって・・・
なんのためにこれを進めたか、聞いてみたら一生涯の保険を安い保険料でって。
円建て終身保険は、変額の方が同じ円建て終身保険でも保険料が安かったから
だと、勉強したらわかりました。
いくら若いころの私でも、デメリットを聞いたらこれには加入してなかった。
まぁ、売るだけの人はこんな営業です。
外資系保険会社に入り、自分で保険を設計し勉強して新しく保険に加入したタイミングで
母親に自分の保険について聞いたら、この保険がでてきました。
自分で保険料払ってたんですが、通帳記入もしないため払ってることすら気づかなかった。
すぐ解約しました。2つ合わせて80万円くらいの返戻金が出てきたと思います。
貯金もできていなかった私にしたら、この80万円は嬉しかった。
ただ、払った保険料より解約返戻金のほうが少ないため元本割してます。
こんなもんです。
ただ、それまでに亡くなるか高度障害になってなくて良かった。
これに該当すればもちろん、保険金が支払われます。
元本割れとかって実は解約返戻金を手にしたときは、ほとんど考えていません。
いくらお金を手にしたか!
です。
これは、入院保険でも同じです。
いくら払ったかより、その時いくらお金が手元に来たか!
なので、入院して給付金をもらった時はなぜか嬉しいんです。
冷静に考えると、払った保険料のほうが多いのにですよ。
貯金していたら、まだお金余ってるんです。
だから入院保険はいらないってなるんですけどね。
ここまで、読んでいただいた方は、自分の保険を見直してください。
貯蓄型保険に加入している人は、この先自分は資産形成の勉強をして
実践するのか。
実践しないのであれば、続けて保険に加入してるほうがいいです。
資産形成の勉強だけでは、前に進みませんよ。
早く始めたほうが、複利が効きますからね。
そうはいっても、なかなか一歩踏み出せないんですよね
今日は、貯蓄型保険の考え方について書きましたが
いかがでしょうか。
とりあえず、少ない金額からでいいのでNISAにチャレンジしてみては。
ではまた!
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元、外資系生命保険で営業しマネージャーをしていた経験から
SNSで惑わされず、自分で考えて納得した上で保険に加入する、物を購入する
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