漸く少し落ち着いてきたので

これまでの母についての経緯を。


知識と経験もなかったので

12月に母が突然手先が痺れると言った時

妹は脳関係だったら大変だから大きな病院に行く事を勧めましたが、母本人が大病院の待ち時間の多さやタクシーを使わなければそこまで行けない事に難色を示したので説得できず

取りあえずすぐ近くのかかりつけ医へと私は連れていったのです。

今にして思えばこれはダメでした。


内科医で診断されたのは末梢神経障害

しかし薬を飲んでもよくならず

翌日には背中から肩にかけても我慢できない程痛いと言うので再度受診し、心筋梗塞が疑われ心臓関係の検査迄するがそちらは大丈夫だったようです。

リウマチも疑われるがリウマチ性多発筋痛症の疑いもなくなり、では何だろう?となった時に

医師の口から何気なくこぼれた

高齢者によくあるという水頭症あせる




https://inph.jp/about_002.html


動画お借りしました


これに母が当てはまるような気がしてどうにも心配で紹介状を書いて貰い総合病院の脳神経外科を予約受診する。

年末だからか大混雑でガーン

この時にはショートステイ先の施設に入っていたので、初めての介護タクシー(車椅子ごと乗れる大きな車)を使い

初めての総合病院で車椅子を押しながら右往左往し、認知機能も低下している母はどんどん不機嫌になりMRIを撮る頃には、こんな思いをするならもう死にたい!と迄騒ぎだす。


何とか検査も終わり、脳外科医の口からは水頭症の疑いはありません。

手先の痺れは脛椎が脳髄液を圧迫していることで起きているからと整形外科の受診を勧めるが疲れきった母は帰ると言い出してきかない。


仕方なく年明けてから整形外科を受診すると画像をみて診断されたのは脊柱管狭窄症頸部との事でした。

高齢者なので手術のリスクも考え

手術したからと完全に手指の痺れが治まるとは思えないし、痺れだけで激痛ではないようだから重症ではない!との医師の判断で

薬で騙し騙しこのままいくことになりました。


このように二転三転した母の病名は脊柱管狭窄と落ち着き、最初の受診先を間違えた結果とても遠回りしてしまいました。

最初にどこの科に行くのか迷った時は、とにかく総合病院に行き判断を仰ぐのが重要であるとしみじみ感じています。


そしてなんでも1人で抱え込まずに周りに助けを求めアドバイスを貰うこれも重要ですね。

後日ケアマネージャーには最初に私が連れて行ったのが内科医なの?とビックリされ整形外科じゃなかったの?と言ってました。



脳神経外科を受診する前ですがショートステイに行く事になった経緯


手先の痺れから杖が上手く握れずに転倒を繰り返す母を24時間見守ることは不可能で、どうしたものかと悩んでいたら

お風呂から出られず危うく溺れそうになった母は大好きなお風呂に入れないのがよほど堪えたとみえ自らショートステイにお泊まりすると言い出してくれて

そこからはケアマネージャーのご尽力でバタバタとロングショートステイとなり、現在に至ります。


長くなりましたので

この次からは初めてのショートステイへの準備、書類書きで疲弊した事、母の特養入所に向けての準備、介護区分変更、家族間の問題など色々書いていきます。


ときたまこうして普通?のブログの合間にここまでの経緯を挟んでいきますので、宜しかったらお付き合いください。



母のロングショートステイ先の
近くに咲いていた花
必ず春はくるよね~照れ