聖書の言葉です。 | 牧師剣士     (堺育麦キリスト教会牧師)

牧師剣士     (堺育麦キリスト教会牧師)

48歳から28年ぶりに剣道再開。
すっかりはまってしまいました。
57歳で五段をいただきました。長年クリスチャン剣士でしたが、2010年11月に牧師になりました。これからも神と人に仕える者となっていきたいと願っています。剣道修業も続けていきます。

2015329()



おはようございます。

329日 今日は何の日カレンダーから

北海道阿寒湖の「まりも」が宮崎県の「そてつ」や富山県の「ほたるいか」などと
 ともに文化庁の特別天然記念物に指定される(1952)



「まりも記念日」だそうです。







マリモというのは丸い形をした藻(も)です。

難しく言うと、球状集合体を作る事で知られている淡水性の緑藻の一種

特に北海道の阿寒湖に生育するマリモは、美しい球状体を作るため日本の特別天然記念物に指定されている。と言う事です。



で、今朝、なんで取り上げたかと言うと、私がこのマリモを見たわけでなく、興味が大きいわけではありません。



私の可愛い、可愛い長女が生まれたのは、もう30数年前・・・・・。

その子が可愛くて、賢くて、目の中に入れても痛くないほどに可愛がっていたのですが、

34歳ごろになってでしょうか・・・・。

名前が真理(まり)と言うのですが、

何かあると、「まりも、まりも!」と自己主張をするようになって、なんでも欲しがるのです。



その時に、「まりも、まりも!ってわがまま言って、お前はホントにアカン子やなあ・・・・」「阿寒湖(アカン子)のまりも(マリモ)や」と良く言っていたのを思い出したからです。(笑い)



今日、よく見てみると特別天然記念物に指定されたのは1952年(昭和27年):奇しくも私の生まれた年でした。



アカン子のマリモと冗談で言っていた娘ももう自分の子に手を焼いているような年になっています。



月日の経つのは早いものですね。

「まりも記念日」にたぶん私だけ、感慨にふけりました。

サクラの花ももうすぐですね。

今週も皆様の上に神様の豊かな恵みと守りがありますようにお祈りしています。



今週の暗唱聖句と拙い解説を送ります。







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今週の暗唱聖句と解説


るつぼは銀のため、炉は金のためにあるように、他人の称賛によって人はためされる。

                     箴言2721



今週も箴言からの暗唱聖句です。旧約聖書の時代。3000年以上も前の時代に、鉱石から金や銀を取り出す技術があった事は、まず驚きです。

鉱石の中に混ざっていたり、その他の金属と混ざっていたり、金や銀がそのまま、純粋な形で自然界にある事はありません。金や銀のかたまりが山から出る事はないのです。

 そのためには金や銀を高温で熱し、るつぼや炉をつかって金や銀を製錬して行く作業がいるのです。何回も何回もるつぼや炉で製錬されテストされ、徐々に純度の高い銀や金になるのです。

一回でなるわけではありません。貴重な金属はそのようにして製錬されて純粋なものに変えて行かれるわけです。

 ここでは人間の心もそのように、はじめから純粋で聖いものではない事が、私達誰でもわかります。私達の心にはいろんないらないものがこびりつているのです。

 そして純粋なものが取り出される前に、銀や金が試されるように、私達の心を試されるのは他人の称賛によると言うのです。

 人は人から褒められる時、称賛される時、その心が試されると言う言葉はドキッとしませんか。

 私なんかはお調子者ですから、褒められると調子にのって、舞い上がったり、傲慢になったりします。

 この言葉と同じような言葉が聖書の別の箇所に書かれていて、そこにはこう書かれています。


銀にはるつぼ、金には炉、人の心をためすのは【主】。 箴言17章3節

 そのようにして私達の心を試されるのは神様だと言う事です。これは神様が悪意で私たちを試すのではなく、私たちを正しく導くための方法だと言う事です。神様が私達が正しく導かれるように他人の称賛を通して、私達が傲慢にならず、謙虚に歩めるようにしている事だと考えると、神様のご配慮は何と素晴らしいかと思うのです。