2015年3月8日
おはようございます・
今日は何の日カレンダーから
3月8日は国際婦人デー
女性の参政権獲得を目指して1904年(一説には1908年)のこの日にニューヨークの女性労働者が開いた集会を記念して、1910年の第2回国際社会主義婦人会議でドイツのクララ・ツェトキンらが女性の自由と世界平和を目指す行動の日を設けるよう提唱して始まりました。日本では1923年に山川菊栄らによって東京・神田で講演会が開かれたのが最初です。
また、国連は国際婦人(女性)年の1975年に、この日を「国際婦人デー」と定めました。以来、毎年国連事務総長がメッセージを発し、女性の充分かつ平等な社会参加の環境を整えるよう世界に呼びかけています。
なお、国によっては、この日を女性の祭りとするところもあり、ロシアでは国民の祝日「女性の日」であり、中国では「婦女節」という名の婦人の日となっています。 (Web ともいき暦より)
戦後生まれの私は(もう日本の大多数が戦争を知らない子供たちですが)小さい頃から「男女平等」と言う言葉を聞いて育ってきました。
しかし、日本でも少し前まで女性には参政権も与えられていなかったのです。
私なんかは、女性は強いし、優秀だと、心の底から思うのですが、女性は社会の中で一段低く見られている時代が長く続いていたのです。
これは欧米でも同じです。キリスト教国であっても女性の参政権が認められ始めたのは18世紀フランス革命の頃にその気運が高まりました。
一番初めに女性参政権が認められたのはニュージーランド1893年(明治26年)です。アメリカは1920年(大正9年)イギリスは1928年(昭和3年)
驚くべき事に最初に運動を起こし始めたフランスに正式に女性参政権が認められたのは1945年(昭和20年)です。
日本もいろんな運動が大正時代からありましたが、戦後1945年12月に認められたのです。
意外と最近である事に驚きませんか。
新約聖書でも女子供は人数に数えていない記録があります。
「そこにいた人は男だけで5000人だった・・・・」と言う風にです。
旧約聖書でも、出エジプトの時の人数は徒歩の壮年の男子は60万人と書かれています。
これからいうと、老人、女、子供は数に数えられていないわけです。
女性が軽視されていた(?)・・・・・事を覚えます。
そんな中で女性が政治に関わる事が本格的に出来てきたのは、世界的に第二次世界大戦以後である事に気が付きました。
これ以後、世界中を巻き込んだ世界大戦は起こっていない・・・・・。
女性の力は、平和と言う事に、大きな、大きな貢献をしていると、今朝、思わされました。
男は本来好戦的で、戦争でもなければその存在価値がないと言うような者。
平和の時の武士がその生き方、誇りをどこに持っていいかわからないような・・・・。
戦争がある時、男の価値があがるような気持があって戦争をすると言えば乱暴ですが・・・・。戦争は絶えなかったのです。
しかし、戦争をする時、一番泣くのは女性です。
女性は命の尊さを本能的にも知っています。
平和の大切さを痛感しています。
それゆえに女性の権威を認められている所。完全な参政権のある国には戦争を抑止する大きな、大きな力があるように思います。
女性が、長年の虐げられた時代から解放されて得た権利
女性参政権 これをもって平和の一番の力となるのです。
このせっかくの女性の参政権が、もし軽んじられて、女性であっても選挙に行かない人が増えるならば、世界の中でまた戦いが増えるのではないでしょうか。
男性として無責任な発言かも知れませんが、平和を委ねられた女性たちがその与えられた恵みを十分に生かして下さる事を祈ります。
本日は国際婦人デーでした。
この契機は、アメリカでの女性労働者のデモから始まったと言います。男尊女卑と言われる日本でも多くの女性たちが、涙を流しながら、愛と勇気を持って勝ち取った女性の力です。
それを傲慢な使い方ではなく、愛と平和に、また素晴らしい社会のために用いて行こうと心新たにする日でもないでしょうか。
聖書は、女性を差別し、虐げているのではありません。女性の役割を、男性とは違う尊いものだとして書かれています。
何でも平等ではなく、役割が違う事を勧めています。
そしてわたしたち、それぞれにふさわしい力を与えていて下さるのです。その力を私達は用いて何をするかが大切な事だと考えます。
今週も皆様の上に神様の豊かな、慰めと恵みがありますようにお祈りしています。
今週の暗唱聖句を送ります。