訪問聖餐式 | 牧師剣士     (堺育麦キリスト教会牧師)

牧師剣士     (堺育麦キリスト教会牧師)

48歳から28年ぶりに剣道再開。
すっかりはまってしまいました。
57歳で五段をいただきました。長年クリスチャン剣士でしたが、2010年11月に牧師になりました。これからも神と人に仕える者となっていきたいと願っています。剣道修業も続けていきます。

本日の訪問聖餐式

今日は月に一度の訪問聖餐式に家内と一緒に

最初に伺った、S野さん

病棟のナースステーションの前に行くと、看護婦さんが、気が付いてくれて、申し訳なさそうな声で、リーダーの方を呼ばれます。

「リーダー。教会の方がS野さんの所に来られました・・・」

言わなくても、顔を覚えて下さっていたのには感謝でした。

「すみません。せっかく来て下さったのに。インフルエンザが流行っているので、ここは閉鎖病棟になっています。・・・・お部屋には入れません」との事

先日行った、総会の資料と、プレゼントのしおりを枕元に置いてもらうようにお願いする。

私達は病室の前で待機

S野さんに声をかけて下さる。

お話はできませんでしたが,S野さんは喜んだご様子で、大きな声を出して、私達に手を振ってくれました。




病室の前まで行かせて下さっているご配慮に感謝し、直接は会えないけれど、お祈りしてお別れ。守られますように・・・・。



その後、S條さんのホームへ

今日はちょうど娘さんが来られていました。

ご機嫌も良く、楽しくお話しできました。

聖餐式の事を説明して、

娘さんも同席していただいて、一緒に聖餐式を行いました。

クリスチャンにとって、洗礼を受けた後、最も大切な礼典

これはクリスチャンにとって最高の恵みですと説明すると、娘さんも大変喜んでくださいました。

S條さんも、讃美歌205番をしっかり歌い

主の祈りもシッカリ言えました。

少し認知があると言われていますが、聖餐式の時のS條さんは昔の教会に来ていた時のお姿でした。

聖餐式の途中も、終わってからも感激の涙を流して、喜ばれていました。

イエス様を身近に、覚える事が出来るこの時・・・。

私も司式させていただきながら、本当に感謝でした。

「教会に行きたい!!!」その言葉が心に響きます。

願わくば、一回でも、教会に来ることができ、共に礼拝を守り、聖餐式を教会でできる事が出来ますようにと祈ります。

最後に職員の方にお願いして写真撮影

S條さんの笑顔が素敵でした。