製鉄所見学 | フィリピンでマネージャーやってました、が再び。。。

フィリピンでマネージャーやってました、が再び。。。

~泣き笑いつれづれ日記~
2020年10月から2度目のフィリピン駐在となりました。
駐在生活でのアレコレを綴っています。

エービーマンです。



製鉄所を見学する機会を得ました。



高炉については、

遠くから眺めるだけ。

近寄れません。







製鋼工場では、

転炉からの連続鋳造の様子を見学。

真っ赤な液体が固体になっていきます。

700℃を下回ると灰色になるようですが、

それでも700℃ですから、侮れません。



熱延工場では、

加熱炉が開いた途端にもの凄い熱気。

見学通路は地上3階くらい建物壁際にあって、

加熱炉からは相当に離れているにもかかわらず、

まるでストーブの直前にいるかの様な感じ。

その後、

1,300℃まで加熱された真っ赤なスラブが

圧延ラインへ送られていきますが、

スラブが流れてきたのが熱で感じ取れるほどです。

とてもじゃないですが、ラインには近寄れませんね。

粗圧延後、仕上げ圧延されます。



冷延工場は、今回はパス。



めっき工場も見せて頂きました。



一見、制御できなさそうな真っ赤な鉄ですが、

技術を駆使し、

ピンポイントを狙った制御が試みられていました。

道理で、やっぱり日本の鋼鉄が良いわけだ。(経験論)



技術開発本部も訪問させていただき、

現在の取り組みの説明、

我々からの相談事に対するワイガヤ、

など有意義な時間を過ごさせて頂きました。



いやぁ、大変勉強になりました。



エービーマンでした。