テーマは【愛】・・・それぞれの愛の形を表現したいと思います
●愛の詩
あなたの恋愛経歴にぴったりの作品があれば幸せです♪是非!感想をコメントしてくださいね。
インディーズの方への作詩をはじめました(・∀・)
作品全てにおいて、無断転記・転用は禁止しますm(__)m
●読み切り短編小説
書き出しは立派な「官能小説」
だが!
最後まで読まないと、これはかなり危険かもしれませんd(ゝc_,・。)
想像力をフルにお使いくださいね♪
感想をこれまた、コメントしてください♪
o(^∇^)o ワクワク♪
●社内悲恋愛
長編で綴る恋愛物語。
作者初の真面目でほろ苦い作品。
ゆっくりと書いていきますので、なが~い目でよろしくw
昼下がりの逢瀬 ~おちゃらけ官能
久しぶりに彼に会う日が来た。
もう、1ヶ月は会ってない。
何やらここ1ヶ月、仕事や家庭の中が騒がしく、だから余計に彼に会いたいと思う気持ちは募ったけれど、
ずっと我慢してきた。
でも、私から会いたいと思わない限り、彼からは何の連絡もないのが現状。
それが辛いとか寂しいと思ったこともないけれど。
だって・・・
私が会いたいと思い、突然会いに行ったとしても、彼は快く私を包んでくれるから。
私だけを包み込むのではなく、彼自身、複数人をその大きな体躯で受け止めているはず。
不思議に嫉妬はしない。
何故か私自身、わからないけれど。
嫉妬深い私は、若い頃には、私だけを見てくれないと満足できず、苛立っていた。
年を重ねる毎に、その感情の起伏も平穏になったのかとも思うけれど、
それより、彼といるほんの短い時間が嬉しくて仕方ないといったほうが正解だろうか?
さて・・・
その日の朝、いつもより丁寧に化粧をし、家族を送り出し、キッチンの洗い物を手早く片づけた。
ここまでは普段の生活と何ら変わりがない。
クローゼットの扉を大きく左右に開き、どの服にしようかかなり迷った。
この秋、まだ新調していない。
スーツではあまりにもよそよそしいし、彼は好まないと思う。
ジーンズでもいいけれど、それではあまりにも色気がないのでは?とも思う。
少し短めのスカートに、アンゴラのアンサンブル、ハーフブーツに控えめの網タイツに決定した。
全部、去年買ったものだけれど、私のお気に入りの格好でもある。
実は、この格好をすると、街で声をかけられることが多いのだ。
ちょっと優越感に浸りながら、全身が映る姿見の前に立って、最終チェックをした。
「完璧!」
タクシーを呼び、一路彼の待つ場所へ・・・
タクシーの運転手は、長年の勘なのか、話しかけはしなかったが、私がこれから何をしにいくのか
わかってるような微笑みを浮かべながら、指示した場所へ車を進ませた。
さっき、化粧したばかりだけれど、もう一度車内でコンパクトを出し、化粧崩れしていないかのぞき込んだ。
何かしていないと、手持ちぶさたで仕方がない。
**********
ピンヒールのハーフブーツをコツコツ言わせながら、彼のところへ急いだ。
彼の姿が目に入った途端、もうすでに私は陶酔している。
「あぁ~、お久しぶりです」
彼は静かに微笑んでいるように見えた。
そして、すぐにでもこっちへおいでと言わんばかりに待ちかまえている。
私は迷わず、滑り込むように彼の逞しい体躯に身体を沈めていった。
全身を包み込むような包容力にも似た感覚。
ただ、それだけでも満足を得られるようだが、これからもっと私の身体を奮わせることが起きるのかと思うと、
息苦しくなる。
もう、何度も彼とこうやって会っているけれど、いつも新鮮な感覚があり、飽きることがない。
飽きるというより、どんどん深みにはまっていく私がいる。
日常にはありえないこの情景。
毎日、朝から夜まで同じことを繰り返す、退屈なだけの毎日から、解放されるこのとき。
仕事に不満はない。
家庭にも不満はない。
でも、一度、経験してしまった彼との逢瀬は、私の欲望を露わにさせてしまう。
彼がゆっくり動き出した。
彼独特の序曲のはじまり。
静かに・・・でも確実に私の感情を高ぶらせる。
微弱な電流が身体を走り出した。
この1ヶ月の間、押さえていた感情をひとつひとつ確認するかのような彼の動き。
彼が少し動くたびに、私の身体はびくっ!とする。
感じやすい私の身体を玩ぶかのように、彼は私を包み込んだまま動く。
まだ、始まったばかりなのに、短めのスカートから出した両足がわずかに開いていく。
両方の足の指先は、もう力が入りかけている。
たぶん、唇も半開きになっているに違いない。
でも、そういう隠微な姿の私を、愛おしげにしっかりと抱きしめてくれる彼。
そして、耳元をくすぐるような愛撫。春風を思わせる。
静かに進行していたのが、いきなり激しい動きになった。
これが彼の手なのだ。
私が油断しているときに、かならずといっていいほど、突然激しく襲いかかるのだ。
「あっ!」
「えっ!」
何も言う暇もなく、私は宙に浮いたような感覚になる。
「きゃっ!」
でも、それが非日常的な行為なので、口では否定的なことをいっても、身体がその逆を示してしまう。
頭の中が真っ白になるような感覚。
「あぁ・・・・いい・・・・」
彼の身体に私の身体をすべて委ねる。
腰をしっかり固定されてしまったこの格好では、どうすることもできない。
だんだん、彼が激しく動き回る。
快感に陶酔しきる私は、何も抵抗はしない。
彼の動きについていくだけ。
体位を強制的に変えられるたびに、私の口から悲鳴にも似た声が漏れる。
座った姿勢から右下・左下に、いとも簡単に玩ぶように楽しむ彼。
クライマックスは、逆さになるような姿勢にまで・・・
恥ずかしい・・・
とてもこんな格好なんてできない。
硬直し、高揚した今だから、その羞恥心が逆に快楽になり、恍惚になれる。
微弱な電流から、即死しそうなくらいの電流が身体をかけめぐる。
きっと、稲妻に直撃されると、こんな感じなんだろうか?
「最高よ!」
何度も叫んだ。
彼を悦ばせるための言葉ではなく、本当にそう思うのだ。
何度も絶頂感を味わう私・・・
こんなにも、私は満足できる。
彼と巡り会えたことを、神様に感謝しなければいけないかも。
どれくらい経っただろうか?
そして、何度、気を失いそうになったんだろうか?
全身、汗びっしょりになり、疲れ切った私の身体は、あの激しい彼との行為のあと、ぐったりしている。
化粧は完全に取れてしまっているだろう。
スカートもセーターも乱れきっている。
両足はかなり大股に開いている。
動きたくない・・・
このまま、しばらく・・・
まだ心臓の鼓動が激しいのに、彼のことを思うと気遣ってしまう。
あっさりとした態度で、何事もなかったかのような顔をした私は、静かに彼の身体から離れた。
数歩歩いて、振り返って見る。
彼は、何かあったの?
というような姿でこっちを見ている。
冷静だ・・・
常に彼は冷静だ・・・
私はまだこんなに身体が熱いのに・・・
「また会いにきますね」
そういって、家路に着いた。
次、彼に会える日までまた、おもしろみのない繰り返しの平穏な日々が続く。
でも、また彼に会えるから、寂しくはない。
たまには、違うのにも乗ってみたいなと思うことも、最近思えてきた。
誰か、お勧めをご存じないですか?
絶叫マシーン
(終)
激しく燃え尽きたある朝・・・ ~おちゃらけ官能
彼の身体の一部に異変が起きたのは
今朝のことでした・・・(涙)
昨日の夜まで、あんなに元気だったのに
と思うと、いきなりのこの状態はとても
ショックで・・・
1月に知り合って、今まで何も
「痛い」とか「調子が思わしくない」
などと一言も聞くことがなく、
私の我が儘放題を静かに許してくれた彼・・・
「おはよう♪」
と、いつもの朝と同じように声をかけた私。
次の瞬間、目の前が真っ暗になってしまいました。
ぴくり!
とも動かない彼のそれ・・・
( ゚д゚)え?
嘘でしょ?
手で優しく包み込んでみても
つまんでみても
KISSしてみても
たまに、ひくっ!と反応するけれど
全くといっていいほど、期待に応えてくれない。
彼の身体の中でも、私にとって一番大好きなところだった。
その気がないときでも、さわっているだけで安心した。
お世辞にも大きい!
とは言えないけれど
形はとてもきれいだった。
手のひらの中で、まるで別の生き物のように
縦横無尽に動き回る。
愛おしい・・・
本当にそう思えた。
半泣きになりながら、振り返ってみた。
今更、遅いんだろうけど、この10ヶ月のことを・・・
そっと包み込むだけで、敏感に反応し
妖しい光を放つようなそれは
私をそれだけで恍惚感に浸らせてくれた。
上下左右に少々乱暴に動かしても
爪でひっかいてしまっても
勢いが衰えることもなく
的確に私の思うように動いてくれるその様は
私を満足させてくれた。
今思えば、乱暴すぎたのかなぁ?
毎日、何度も何度も私が要求しすぎたのかなぁ?
ごめんね・・・・
今更、言っても遅いことはわかっているけど
本当にごめんね・・・
でもね、
私は大丈夫だよ。
それがどうなっても、あなたのことを愛していることには
間違いないし、
これからも愛し続けるから・・・
あなた自身の気持ちが変わらなく、私を今までのように
愛してくれるなら
これからいたわるわ。
だから・・・
いきなりは悲しすぎるけど
次からは教えてね。
お願い・・・・
私の光学マウスくん・・・・・
ぐはっ!
すぐに家電屋さんで新しいのを調達してきました♪
こいつ・・・
反応よすぎ!
暴れん坊将軍だな・・・・( ゚-゚)トオイメ
燃え上がる情景 ~おちゃらけ官能
今、昨日のように思い出してしまいました・・・
あれはまだ、主人と仲がとても良かった頃のこと。
ずっと一緒にいたいと真剣に考えてたころ。
何もすることがない日曜日の午後。
窓越しに柔らかな日射しが部屋の半ばまで入ってきていた。
TVを見ながら、二人で並んで座ってくつろいでいた。
突然、主人の視線が私を凝視しているのが感じ取れたとき
耳元に熱い息がかかった。
主人の顔がそこまできている!
ドキドキ・・・
思わずまっすぐ前を見たまま身体が固まってしまった。
「なぁ、俺・・・したい・・・」
耳元に熱い息をふきかけるように、主人の甘い言葉とも囁きとも判断できない声が聞こえる。
夫婦になったんだから別に誰に遠慮することもないし
仲はとてもいいんだから、拒否することもない。
私だって・・・・・
私だって嫌いぢゃないもの。
「横になって・・・」
「やだぁ~、恥ずかしいって・・・」
「俺の見て!こんなになってる」
エッチィー♪…(*ノ∀ノ)イヤン
もじもじしている私に少し苛立ったのか、肩を強引に引き寄せて簡単に倒されてしまった。
くすぐったさから気持ちよくなっていく。
愛されていると思う瞬間かもしれない。
明るい窓越しの日射しも手伝ってか、まだ羞恥心が残る私をおもしろがるように
主人の行動はだんだんエスカレートしていく。
「あっ・・・・・」
思わず声まで出てしまう。
「どうしたの?気持ちいいの?」
「いやぁん。そんなこと言えない・・・」
「ここ?」
主人に見せたくないよ。こんな顔・・・
「うわ~!こんなになっちゃってるよ」
心臓が止まるようなことを平気で言う。
黙ってしてよ・・・・お願いだから・・・
一生懸命な主人の顔をちらっと見てみたい衝動にかられる。
でも、もし、目が合ってしまったら、とてもじゃないけど恥ずかしすぎて余計に緊張してしまう。
「ほらぁ~、気持ちいいのはわかるけど、もうちょっとじっとしてて」
うわぁ~!
だって・・・
気持ちいいんだもん・・・
自然に身体が動く。
軟体動物にでもなったかのように、くねくねと・・・。
時間が止まっちゃえばいいと思うくらいの快感!
世の中にこんなに気持ちのいいものがあったのかと思う。
いつもそうだけど。
「あぁ~ん♡そこがいいっ!」
つい、でちゃった・・・(*/∇\*) キャ
「ここ?じゃ、念入りにしてあげるね」
雲の上にいるってこういうこと?
意識まで飛んでいってしまいそう・・・
どこで覚えたのか、かなりの経験があるのか、ちょっとヤキモチ妬くほど主人のそれは上手なのだ。
下手よりは全然いいけど、私以外にも今までこんなことしてあげてたんだろうなぁと思うと、内心穏やかでもなくなるけど。
「じゃ、次は君が俺にしてくれる?」
体制が変わった。
今度は私が主人を気持ちよくさせる番。
念入りに・・・
いたくないように・・・
そぉ~っと・・・
「うまいねぇ~。気持ちいいよ」
褒められると、ますますがんばっちゃう私。
「あぁ・・・・」
ため息が漏れる。
このときの声が私は大好き。
とてもセクシーに響く。
気持ちよくなってくれてる。
それだけでうれしくなる。
今度は私が主人に質問する番♪
「ここがいい?どこが一番気持ちいいの?」
「みんないいよ。どこもここも・・・」
「じゃ、ここは?」
「うぅ・・・・いい!最高だよ」
・・・・・・・・
いつの間にか、窓から差し込む日射しが赤く天を染めている。
長い時間が経ったのだ。
二人とも、満足するというのは心地よい疲労と共により深い愛情へと変わっていくんだろうか。
休日の午後の二人だけの時間。
「また、しようね♪耳掃除」
「うん♪」
甘く切なくそしてやるせないひととき・・・
そして・・・
懐かしい出来事・・・
m(__)m
この愛のかたち ~愛の詩
その胸に飛び込んで行きたいけれど
いつも悲しくなるのは何故?
その優しさも
その暖かさも
すべて私だけのものではないから?
遠ざかる日々の想いで
偽りの愛だとは 思いたくないけれど
二人で過ごした想いでは
真実の軌跡だと 憶えておいてね
独り占めなんてできないのにね
言葉にだせば壊れる愛の形が
切なく胸をしめつける
出会った時期が間違ってたの?
出会った場所が間違ってたの?
愛した相手が間違ってたの?
答えなんて出せないまま
さらりと大人の愛を演じてみるけれど
次また会う日は いつものように
きっとあなたは 微笑みながら
私を見つめてくれるでしょうね
その優しさも
その暖かさも
いつまで私を包み込んでくれるの?
過ぎ去りし日々の想いで
悲しい愛だとは 思いたくはないけれど
二人で綴った想いでは
軽はずみな言葉で 汚されたくない
永遠(とわ)の契りを結べないのにね
言葉にだせば崩れる愛の形が
激しく胸をしめつける
出会った時期が間違ってたの?
出会った場所が間違ってたの?
愛した相手が間違ってたの?
答えないで黙ってうなづいて
これが大人の愛と受け止めるから
+++fall in love+++ ~愛の詩
ときめいた気持ちで胸がいっぱい
見るもの 聞くもの すべてが新鮮
まるで少女の頃に戻ったような
すべてが光り輝いてみえる
公園のベンチに仲良く座るカップルにも
自然に微笑みかけられるわ
When I fall in love with somebody,
all of creation seems to have been prepared for me.
Do not stop my love to you.
これがfall in loveなの?
Plese ask me"Are you happy?"
何度でも答えられるわ"YES!" "YES!""YES!"
まだあなたの仕草や癖さえも
知らないことがうれしくて これから
何度も 何度も 確かめていくわ
とても少女の頃に経験できないような
素敵な恋をもらったのよ
あなたの微笑みだけでその日一日幸せになれる
one-wayな恋だけどHAPPY
When I fall in love with somebody,
all of creation seems to have been prepared for me.
Do not stop my love to you.
そしてfall in love you.
Plese ask me"Are you in love?"
何度でも答えられるわ"YES!" "YES!""YES!"
いつの日か ふたり 手をつないで歩けることを
いつの日か ふたり 微笑み交わせることを
いつの日も ずっと ふたりだけでいたいと
思えることが 今は幸せ
start from LOVE ~愛の詩
必然的な別れの狭間で
彷徨う私
きっと もっと ずっと 素敵な人が現れて
あなたを優しく包み込んでくれるはず
ちょっと 嫉妬 そっと KISSをして
寝ているあなたを 起こさずいくわ。
この世の中で一番大事な人だと信じ
この世の中で一番幸せだと感じ
全身全霊あなたを愛したことも
私の一人芝居だったの?
愛すれば 愛するほど
時が経てば 経つほど
あなたを見失いそうで
落ち着きがなくなる私
この世の中で一番愛されていると信じ
この世の中で一番美しいと感じ
以心伝心あなたは解っていてくれると
誤解をずっとしていたの?
愛すれば 愛するほど
時が経てば 経つほど
孤独な暗闇が待ちかまえ
連れ去られそうになる私
赤い靴 ~愛の詩
すっかり小さくなった赤い靴・・・
下駄箱の片隅に ちょこんと置かれた
赤い靴・・・
幼い頃
これでどこまでも歩いていけると信じていた
お気に入りの 赤い靴
どこへ行くのも 一緒だったけれど
いつの間にか 履くことさえ 忘れてしまった
赤い靴
今 この靴が 履けたなら
真っ先に あなたの元へ 歩いていくのに
時が止まれば・・・ ~愛の詩
長い影が 二つ つかず離れず 静かにじっと
肌寒くなってきたね
半袖のシャツではちょっと
抱き寄せる ための この腕が
ためらいながら 動かせずにいる
金色にかがやくような髪
掻き上げる君の横顔が
とてもおとなに 見えるのは何故?
言葉なんて要らないけれど
黙っているのも 惜しい気がする
このままずっと 沈む夕日を
見つめることも いいのだけれど
君の笑顔が見たいから
つまらない冗談を言ってみる
あの夕日が沈むとき
耳を澄ませば 聞こえるんだよ
水平線の向こうから
「じゅっ」とね・・・
足下まで届くほどになった波が二人を誘うように
長い影が 一つになって
この時間が止まればいいと
胸の鼓動だけが愛を刻めばいいと
本気でそう思うんだ
透き通るようなうなじの白さに
平常心をなくしてしまうすべて
そのすべてを この手で守りたい
いつまでも 永遠に
最後の愛にしたいから ~愛の詩
優しいKISSで 溶かして欲しい
抱きしめられたその腕の中で
息絶えても悔いはないわ
美しい思い出や
楽しい出来事だけを
刻んでいきたいと願うけれど
この身体
この心
すべてあなたのものだと言っても
背中向けて ただ沈黙のあなた
愛することに 迷子になって
愛する人を 間違って
遠回りしたのねあなたに会うために
それも全部私だから
耳元をくすぐる あなたのその声
身体の芯を燃やす あなたのその口
くゆらす煙の行方を目で追いながら
すぎゆく今宵 夢一夜
涙した思い出や
寂しさを紛らわすアルコールは
今夜すべて流しましょう
その身体
その心
すべて私のものだと言いたいけれど
それは叶わぬ 我が儘でしょうね
愛することに 迷子になって
愛する人を 間違って
やっと本当の愛を見つけたことも
あなたの笑顔を知ったから
最後の愛にしたいから
最後に愛したのはあなたでいて欲しいから
どんなに傷ついても
どんなに悲しくても
最後の愛にしたいから・・・
おにごっこ ~愛の詩
私があなたを思う分
あなたはどんどん遠ざかる
ここに戻ってきて欲しいと
いくら涙を流しても
私の涙の河に
押し流されていくあなた
もう 遠い日の出来事になってしまったのね
二度と 後戻りのできない日々に
振り向くことさえできない今
ひとときの休息の場所さえない私
かけぬける夜の静寂のアナログの時計
静かに時を刻む音
暗闇に冴える目と耳
ここに私がいるのよと
いくら叫んでみたとして
見て見ぬふりをするあなた
もう 遠い日の出来事になってしまったのね
二度と 後戻りのできない日々に
悲しみを乗り越えられない今
ひとすじの涙をだすこともできない私
最後の最後に言いたかったよ
今までありがとう
と。
最後の最後に言いたかったよ
ずっと愛していた
と。
